兵庫県「福崎町」の医師求人特集(生活&医療情報)

福崎町の生活関連情報

福崎町は「民俗学・柳田國男ともちむぎ麺のまち」として打ち出しています。福崎町のキャラクター「ガジロウ」は民俗学の父といわれている柳田國男が回顧録「故郷七十年」で登場する河童(ガタロ)の弟役として登場しています。名前からは想像もつきませんが、キャラクターにしてはリアルで物々しい見た目に驚かされます。また、福崎町の特産物である「もちむぎ」は蕎麦のような見た目とコシのあるうどんのような食感、そして小麦よりも栄養分が高いことからも注目を集めているフードです。

福崎町の医師に関する情報

兵庫県福崎町は人口19,738人(2015年国勢調査)が住む市です。医療施設数は、病院2施設(医療法人内海慈仁会 姫路北病院:322病床、医療法人社団太陽会 平野病院:73病床)、そして一般診療所が16施設でした。このように絶対数だけで見ると医療機関数が少ない福崎町ですが、医療機関数を人口対比で全国平均値と比較する印象が変わってきます。調査してみると病院数・診療所ともに全国平均値よりも多いことがわかりました。具体的には、福崎町の人口10万人あたりの病院数は全国平均値6.65に比べ10.13とプラス4ポイントほど高く、一般診療所数を人口10万人あたりで換算すると全国平均値71.57に対して81.06と約10ポイント高いことがわかります。(参照元:2018年11月現在の地域内医療機関情報の集計値/人口10万人あたりは、2015年国勢調査総人口で計算)つまり、人口対比でみた福崎町の医療機関数は「全国平均よりも多い傾向」であると言えます。では、常勤医師在籍数はどうなっているのでしょうか。福崎町内の常勤医師在籍数を調べてみると、35名が在籍していました。(2018年11月現在の地域内医療機関情報の集計値)医療施設と同じように「人口10万人あたり」でチェックすると、全国平均医師数246.00人と比較して177.32人と約69ポイント低くなっていました。このことから、現時点の福崎町で働く常勤医師数の募集ニーズは高いと言えます。そんな福崎町の医師募集状況ですが、この状況がずっと続くわけではありません。今後の常勤医師募集ニーズを考慮するためには、福崎町の人口推移をチェックしておく必要があります。なぜなら、2025年問題(団塊の世代が2025年頃までに後期高齢者による介護・医療ニーズの急増が危惧されている問題)など、今後、医師募集ニーズに影響を与える様々な事態の発生が考えられるためです。そこで、福崎町の医師募集ニーズに影響を与える要素として「現在から将来までの高齢者人口の推移」をチェックし、数十年先の福崎町の医師募集ニーズがどのように変化するのか考察していきたいと思います。福崎町の数十年先の医療募集ニーズを表す推計データとして、将来推計人口から計算した「医療需要予測指数」があります。この推計値によると、福崎町の2015年の医療需要の実績を100とした場合、2020年予測では105、2025年は109、2030年予測では110、2035年では109、2040年予測では108、2045年予測では106と現状より微増することがわかりました。つまり、医師募集ニーズは医療ニーズと同じように現状を維持する可能性が高いと考えられます。次に「介護施設の需要データ」もチェックしていきましょう。このデータによれば、福崎町の介護需要予測指数は、2015年実績を100とした場合、2020年予測では114、2025年は132、2030年予測では138、2035年では137、2040年予測では133、2045年予測では130と現状の1.3倍ほど増加すると予想されています。つまり、介護現場での医師募集ニーズは今後25年ほどは今よりも高くなる可能性があるでしょう。
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