兵庫県「姫路市」の医師求人特集(生活&医療情報)

姫路市の生活関連情報

姫路市といえば、世界文化遺産・国宝に指定されている姫路城が有名ですが、それ以外にも一度は訪れておきたい観光スポットが多くあります。例えば、姫路城西御屋敷跡庭園 好古園は、その立地を生かして趣の異なる9つの庭園を楽しむことができ、昼間だけではなくスポットライトに照らされた夜の庭園も魅力の一つです。そのほか、赤レンガで有名な姫路市立美術館や安藤忠雄氏によって設計された姫路文学館、小豆にフォーカスを当てた「あずきミュージアム」など、特徴的な施設が多くあります。その他レジャー施設として、世界の遺産を体感できる太陽公園や、遊園地とサファリパークが合体した姫路セントラルパーク、姫路市立水族館など家族づれも楽しめる施設もあります。

姫路市の医師に関する情報

兵庫県姫路市は人口535,664人(2015年国勢調査)が住む市で、中播磨医療圏(姫路市|市川町|福崎町|神河町)の中では人口がもっとも多い市です。医療施設数は、病院35施設(姫路赤十字病院:560病床、医療法人恵風会高岡病院:535病床、姫路聖マリア病院:440病床、独立行政法人国立病院機構姫路医療センター:411病床、製鉄記念広畑病院:392病床、兵庫県立姫路循環器病センター:330病床、医療法人山伍会播磨大塩病院:278病床、社会医療法人三栄会ツカザキ病院:241病床、医療法人公仁会姫路中央病院:235病床、國富胃腸病院:230病床、医療法人全人会仁恵病院:211病床、医療法人仁寿会石川病院:206病床、医療法人松藤会入江病院:199病床、城陽江尻病院:157病床、社会医療法人三栄会ツカザキ記念病院:139病床、医療法人社団みどりの会酒井病院:112病床、医療法人ひまわり会八家病院:111病床、姫路愛和病院:108病床、神野病院:103病床、医療法人松浦会 姫路第一病院:100病床、井野病院:100病床、以上100病床以上の医療機関のみ21施設)、そして一般診療所が363施設あります。このように医療機関数が非常に多い姫路市ですが、医療機関数を人口対比で全国平均値と比較した場合はどうなのでしょうか。調査してみると病院数は全国平均値と同程度の数であることがわかりました。また、診療所数は全国平均値よりやや少ないことがわかりました。具体的には、姫路市の人口10万人あたりの病院数は全国平均値6.65に比べ6.53、一般診療所数を人口10万人あたりで換算すると全国平均値71.57に対して67.77と約4ポイント低い状況でした。(参照元:2018年11月現在の地域内医療機関情報の集計値/人口10万人あたりは、2015年国勢調査総人口で計算)つまり、人口対比でみた姫路市の医療機関数は「全国平均並み」であると言えます。このような医療機関の状況である姫路市ですが、常勤医師在籍数はどうなっているのでしょうか。姫路市内の常勤医師在籍数を調べてみると、1,189名が在籍していました。(2018年11月現在の地域内医療機関情報の集計値)一見、常勤医指数が多く在籍しているように見える姫路市ですが、人口10万人あたりの全国平均医師数246.00人と比較してみると221.97人と全国平均値並みであることがわかります。このことから、現時点の姫路市で働く常勤医師数の募集ニーズも全国平均並みであると推測できます。しかし、姫路市のように人口が多い地域であっても、今後は徐々に人口が減少する可能性もあります。また、2025年問題(団塊の世代が2025年頃までに後期高齢者(75歳以上)に達する事により、介護・医療ニーズの急増が危惧されている問題)や、周辺地域の医療資源の増減など、医師募集ニーズに大きく影響を与える要素が多数あり、現時点の姫路市の募集ニーズだけを判断材料にして転職先を決めるのは注意が必要です。そこで、姫路市の医師募集ニーズに影響を与える要素として「現在から将来までの高齢者人口の推移」をチェックし、数十年先の姫路市の医師募集ニーズがどのように変化するのか考察していきたいと思います。姫路市の数十年先の医療募集ニーズを表す推計データとして、将来推計人口から計算した「医療需要予測指数」があります。この推計値によると、姫路市の2015年の医療需要の実績を100とした場合、2020年予測では104、2025年は106、2030年予測では105、2035年では104、2040年予測では104、2045年予測では103と現状を維持することがわかりました。つまり、医師募集ニーズは医療ニーズと同じように現状を維持する可能性が高いと考えられます。次に「介護施設の需要データ」もチェックしていきましょう。このデータによれば、姫路市の介護需要予測指数は、2015年実績を100とした場合、2020年予測では114、2025年は129、2030年予測では131、2035年では128、2040年予測では129、2045年予測では133と現状の1.3倍ほどまで増加すると予想されています。つまり、介護現場での医師募集ニーズは今後25年ほどは今よりも高くなる可能性があります。
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