兵庫県「川西市」の医師求人特集（生活＆医療情報）

兵庫県川西市は人口156,375人（2015年国勢調査）が住む市です。医療施設数は、病院8施設(医法人協和会　協立温泉病院:465病床、医療法人協和会第二協立病院:425病床、医療法人協和会協立病院:313病床、市立川西病院:250病床、自衛隊阪神病院:200病床、医療法人晋真会　ベリタス病院:199病床、正愛病院:85病床、九十九記念病院:65病床)、そして一般診療所が116施設あります。川西市の医療機関数を人口対比で全国平均値と比較すると、病院数は全国平均よりやや少なく、診療所数は全国平均よりもやや多い状況でした。これらの状況について、具体的なデータをご紹介しましょう。例えば、川西市の人口10万人あたりの病院数は、全国平均値6.65に比べ5.12と約1.5ポイント少なく、一方で一般診療所数を人口10万人あたりで換算した場合は、全国平均値71.57に対して74.18と約5ポイント高いことがわかりました。（参照元：2018年11月現在の地域内医療機関情報の集計値/人口10万人あたりは、2015年国勢調査総人口で計算）次に川西市の常勤医師在籍数についてチェックしてみましょう。調べてみると、兵庫県川西市に在籍する施設別常勤医師数は285名でした。（2018年11月現在の地域内医療機関情報の集計値）この在籍常勤医師数を人口10万人あたりの全国平均医師数246.00人と比べてみると、川西市は182.25人と約64ポイント低い状況でした。このデータから、川西市では医師が不足気味であることがわかります。そのため、医師募集ニーズも高いことも同時に予想できます。しかしこの状況は今後も継続されるわけではありません。川西市以外の様々な地方の医療ニーズを調査すると、人口減少が明らかな日本において今後２０年後、３０年後も安定して医師募集ニーズが高いエリアはごくわずかです。では、現時点では医師募集ニーズが高い川西市ですが、今後どのような変化を遂げるのか確認してみましょう。ここで将来の医師募集ニーズを推測できる統計データを紹介します。一つ目は、将来推計人口から計算した「医療需要予測指数」です。このデータから、2015年の医療需要の実績を100とした場合、2020年予測では106、2025年は108、2030年予測では106、2035年では104、2040年予測では104、2045年予測では104と、20〜30年後には現状とさほど変わらないことがわかります。つまり、医療機関での医師の募集ニーズもこの需要予測値に準じて推移すると考えると、20~25年後の川西市の医師募集ニーズも維持されることが推測できます。二つ目に紹介するデータは、介護施設の需要データです。川西市の介護需要予測指数は、2015年実績を100とした場合、2020年予測では121、2025年は136、2030年予測では136、2035年では131、2040年予測では131、2045年予測では138と「2015年の1.4倍」ほどまで増える予想が出ています。結果的に、川西市の介護施設での医師の募集ニーズも増加すると予想できます。