兵庫県「神戸市東灘区」の医師求人特集（生活＆医療情報）

兵庫県神戸市東灘区は人口213,634人（2015年国勢調査）が住む市で、兵庫県南部の海に面した場所にあります。医療施設数は、病院が6施設(一般財団法人甲南会　甲南病院:380病床、一般財団法人甲南会　六甲アイランド甲南病院:302病床、東神戸病院:166病床、医療法人明倫会　本山リハビリテーション病院:120病床、医療法人明倫会　宮地病院:88病床、医療法人社団五仁会　住吉川病院:45病床、以上病床数が多い順)、そして一般診療所が225施設あります。これらの医療機関数を神戸市東灘区の人口対比で見た場合、病院数は全国平均より不足しています。一方で、診療所数は全国平均よりも多いことがわかりました。具体的には、神戸市東灘区の人口10万人あたりの病院数は、全国平均値6.52に対して2.81と半分以下、一般診療所数は人口10万人あたりで換算すると、全国平均値68.14に対して105.32と全国平均よりも約37ポイント高いことがわかりました。（参照元：2018年11月現在の地域内医療機関情報の集計値/人口10万人あたりは、2015年国勢調査総人口で計算）では、医師在籍数はどのような状況なのでしょうか。調べてみると、兵庫県神戸市東灘区に在籍する施設別常勤医師数は423名で（2018年11月現在の地域内医療機関情報の集計値）、在籍医師数を人口10万人あたりの全国平均医師数237.28人と比較すると、神戸市東灘区は198.00人と約39ポイント低いことがわかりました。（人口10万人あたりは、2015年国勢調査総人口で計算）この結果から、兵庫県神戸市東灘区の現在の医師数は、全国に比べると比較的少ない状況だと言えます。つまり、神戸市東灘区の現在の医師募集ニーズは全国に比べて高い傾向にあると言えるでしょう。より具体的に兵庫県神戸市東灘区の医師募集ニーズ（医療施設／介護施設別の今後約２５年間の医師募集傾向）について見てみましょう。施設別に今後の医師の募集傾向を調べてみると、神戸市東灘区における「医療機関の医師募集傾向」は2015年以降も増加し続け、2035〜2045年には2015年の約1.2倍まで増加すると見られています。一方、「介護施設の医師募集状況」の医師募集ニーズは、今後、さらに急増すると見られます。2025年には2015年の1.4倍、2030年には2015年の1.5倍、2045年には2015年の1.75倍まで医師募集ニーズが高まると言われています。これらの結果から、兵庫県神戸市東灘区の医師募集ニーズ（特に介護分野）は、今後も高い状態が続くことがわかりました。続いて、これらの医師募集ニーズ傾向の参照元になっている神戸市東灘区の将来推計人口から計算した「医療介護需要予測指数」もご紹介します。神戸市東灘区の医療介護需要予測指数推移をチェックすると、2015年実績を100とした場合、医療の需要予測指数は、2020年予測では107、2025年は113、2030年予測では116、2035年では119、2040年予測では121、2045年予測では122になるという予想が出されています。また、神戸市東灘区の介護需要予測指数は、2015年実績を100とした場合、2020年予測では118、2025年は140、2030年予測では150、2035年では157、2040年予測では165、2045年予測では175になるという予測が出ています。このデータからもわかるように、神戸市東灘区の高齢者／超高齢者人口は今後25年は増加するため、医師の募集ニーズ（特に介護の現場）を押し上げていると言えます。しかし、神戸市東灘区のように医師募集ニーズが高まるエリアは少ないでしょう。多くの地方では、後期高齢者人口も減少の一途をたどり、医療ニーズが減少してしまうためです。そのため、事前に働きたいエリア・施設の医師募集ニーズは、中長期的にどのように変化するか知っておくことをお勧めします。お気軽に医師専門の転職エージェントにご相談ください。