兵庫県「神戸市兵庫区」の医師求人特集（生活＆医療情報）

兵庫県神戸市兵庫区は人口106,956人（2015年国勢調査）が住む市です。医療施設数は、病院が11施設(医療法人　尚生会　湊川病院:300病床、医療法人　川崎病院:278病床、神戸百年記念病院:199病床、三菱神戸病院:188病床、医療法人仁風会　小原病院:185病床、社会医療法人榮昌会　吉田病院:139病床、医療法人　一輝会　荻原みさき病院:94病床、社会医療法人社団　正峰会　神戸ゆうこう病院:71病床、医療法人社団元気会由井病院:59病床、井上病院:56病床、彦坂病院:44病床、以上病床数が多い順)、そして一般診療所が109施設あります。この神戸市兵庫区の医療機関数を人口対比で全国平均値と比較した場合、病院数・診療所数共に全国平均よりも多いことがわかりました。例えば神戸市兵庫区の人口10万人あたりの病院数は、全国平均値6.52に対して10.28と約4ポイント高くなっていました。次に、一般診療所数を人口10万人あたりで換算した数値を見てみると、全国平均値68.14に対して101.91と全国平均より約39ポイント高いことがわかりました。（参照元：2018年11月現在の地域内医療機関情報の集計値/人口10万人あたりは、2015年国勢調査総人口で計算）では、神戸市兵庫区の常勤医師在籍数の状況についてもチェックしてみましょう。すると、兵庫県神戸市兵庫区に在籍する施設別常勤医師数は307名で（2018年11月現在の地域内医療機関情報の集計値）、在籍医師数を人口10万人あたりの全国平均医師数237.28人と比較すると、神戸市兵庫区は287.03人と約50ポイント高いことがわかりました。（人口10万人あたりは、2015年国勢調査総人口で計算）つまり、兵庫県神戸市兵庫区の現在の医師数は、全国に比べると多い傾向にあると言えます。結果的に、現時点での神戸市兵庫区の医師募集ニーズは全国に比べて低めであると言えます。このように医療資源が豊富な状況は今後も続くのでしょうか。その疑問に答えるデータをご紹介します。神戸市兵庫区の将来推計人口から計算した「医療介護需要予測指数」です。神戸市兵庫区の医療介護需要予測指数推移をチェックすると、2015年実績を100とした場合、医療の需要予測指数は2020年予測では111、2025年は120、2030年予測では118、2035年では112、2040年予測では111、2045年予測では114になるという予想が出されています。また、神戸市兵庫区の介護需要予測指数は、2015年実績を100とした場合、2020年予測では103、2025年は104、2030年予測では102、2035年では100、2040年予測では99、2045年予測では99になる予測が出ていました。この予想データからもわかるように、神戸市兵庫区の医療ニーズが急激に変動することはないため医療資源の増減が０であるとすれば豊富な状況を維持できると言えます。一方、介護ニーズは2025年が最も高まるため、現状の病院・医師数を持っても不足感が否めないケースも出てくると考えられます。結果的に、神戸市兵庫区における「医療機関の医師募集傾向」は2015年以降も現状から大きく変動することはないと予想できます。神戸市兵庫区のように医師募集ニーズが維持できるエリアは決して多くはありません。なぜなら、後期高齢者の人口が集中するエリアと急激に減少するエリアに分かれてくるためです。兵庫県内でも、都市部など人口が集中するエリアに病院が集中する傾向にあります。そのため、地方エリアでは医療資源不足が加速するのでは、と言われているのです。このような状況を打破するために、遠隔診療など様々な取り組みで変革されていく可能性が出てきています。このように、医師の募集ニーズに影響する要素が変わっていくことを考えると、テーブルに上がっているデータだけでは未来を予想するのは難しい時代に突入していると言わざるを言えません。そこで転職時に活用したいのが医師専門の転職エージェントの存在です。日々、地元の病院やクリニックを生きししながら得ている生の情報をもとに、医師の方々の展望に最適な転職先をご紹介しています。