兵庫県「神戸市垂水区」の医師求人特集（生活＆医療情報）

兵庫県神戸市垂水区は人口219,474人（2015年国勢調査）が住む市です。医療施設数は、病院が6施設(神戸掖済会病院:325病床、医療法人沖縄徳洲会　神戸徳洲会病院:309病床、医療法人薫風会　佐野病院:131病床、舞子台病院:120病床、医療法人社団菫会名谷病院:112病床、医療法人社団　順心会　大澤病院:68病床、以上病床数が多い順)、そして一般診療所が166施設あります。この神戸市垂水区の医療機関数を人口対比で全国平均値と比較した場合、病院数は全国平均値よりもかなり低い一方で、診療所数は全国平均よりも多いことがわかりました。例えば神戸市垂水区の人口10万人あたりの病院数は、全国平均値6.52に対して2.73と半分以下です。その反面、一般診療所数を人口10万人あたりで換算した数値を見てみると、全国平均値68.14に対して75.64と全国平均より約７ポイント高いことがわかりました。（参照元：2018年11月現在の地域内医療機関情報の集計値/人口10万人あたりは、2015年国勢調査総人口で計算）では、神戸市垂水区の常勤医師在籍数について確認してみましょう。兵庫県神戸市垂水区に在籍する施設別常勤医師数は279名でした。（2018年11月現在の地域内医療機関情報の集計値）この在籍常勤医師数を人口10万人あたりの全国平均医師数237.28人と比較すると、神戸市垂水区は127.12人と約110ポイント低いことがわかりました。（人口10万人あたりは、2015年国勢調査総人口で計算）このデータからもわかるように兵庫県神戸市垂水区の医師数は、全国に比べると非常に少なく、医師募集ニーズは非常に高い傾向にあると言えます。この状況を違う側面から見ると、一人当たりの業務負荷が高い地域だと言えます。しかも、この医師不足の状況は今後25年間はほぼ変わりなく推移する予測が出ています。つまり、神戸市垂水区の医師募集ニーズは今後も高いまま維持できると言える数少ないエリアと言えます。施設別により詳しく医師募集状況の予測値をチェックしていきましょう。まず医療機関での医師募集ニーズですが、将来推計人口から計算した「医療需要予測指数」から将来の推移を推測することができます。神戸市垂水区の場合、2015年実績を100とした場合、医療の需要予測指数は2020年予測では104、2025年は106、2030年予測では106、2035年では104、2040年予測では103、2045年予測では101と「現状を維持」することがわかります。次に介護施設の医師募集ニーズの今後の傾向をチェックしてみましょう。神戸市垂水区の介護需要予測指数は、2015年実績を100とした場合、2020年予測では115、2025年は129、2030年予測では131、2035年では128、2040年予測では128、2045年予測では129と「2015年の1.3倍ほどに増加すること」が推測できます。これらのデータから、神戸市垂水区の医療施設では、医師招聘が今より激化すると言えます。このように医療機関・介護施設共に医師の人員が圧倒的に足りない状況が発生するため、ITやAIなどの技術導入が促進される可能性が非常に高いエリアと言えます。この辺りの方針は、医療機関や介護施設の経営方針により大きく左右されるため、転職を検討される場合は、チェックしておくことをお勧めします。