兵庫県「三田市」の医師求人特集（生活＆医療情報）

兵庫県三田市は人口112,691人（2015年国勢調査）が住む市です。医療施設数は、病院8施設(医療法人山西会　宝塚三田病院:681病床、独立行政法人国立病院機構兵庫中央病院:500病床、医療法人敬愛会三田高原病院:360病床、社会福祉法人枚方療育園　医療福祉センターさくら:300病床、三田市民病院:300病床、医療法人山西会　三田西病院:200病床、医療法人社団尚仁会　平島病院:199病床、医療法人敬愛会三田温泉病院:180病床、あいの病院:145病床、さんだリハビリテーション病院:69病床)、そして一般診療所が78施設あります。三田市の医療機関数を人口対比で全国平均値と比較すると、病院数は全国平均より多く、診療所数は全国平均よりもやや少ない状況でした。データを元に医療施設の状況をご紹介しましょう。例えば、三田市の人口10万人あたりの病院数は、全国平均値6.65に比べ8.87と約3.2ポイント高く、一方で一般診療所数を人口10万人あたりで換算した場合は、全国平均値71.57に対して69.22と約2ポイント低いことがわかりました。（参照元：2018年11月現在の地域内医療機関情報の集計値/人口10万人あたりは、2015年国勢調査総人口で計算）次に三田市の常勤医師在籍数についてチェックしてみましょう。調べてみると、兵庫県三田市に在籍する施設別常勤医師数は253名でした。（2018年11月現在の地域内医療機関情報の集計値）この在籍常勤医師数を人口10万人あたりの全国平均医師数246.00人と比べてみると、三田市は224.51人と約42ポイント低くなっていました。このデータから、全国の他のエリアに比べて三田市はやや医師が不足していることが推測されます。つまり三田市の医師募集ニーズも高いと予想できます。ただ、人口減少が著しい日本において、患者数が減少することを鑑みると、医師が不足する状況は刻一刻と変化することが予想できます。実際に三田市以外の様々な地方の医療ニーズを調べてみると、２０年後・３０年後も安定して医師募集ニーズが高いエリアはごくわずかです。では、三田市の医療募集ニーズがどのような変化を遂げるのか確認してみましょう。ここで有益な情報になる２つのデータをご紹介します。一つ目は、将来推計人口から計算した「医療需要予測指数」です。このデータによると、2015年の医療需要の実績を100とした場合、2020年予測では107、2025年は115、2030年予測では121、2035年では123、2040年予測では122、2045年予測では117と、現状の葯1.2倍ほどに増加する予想が出ています。つまり、医療機関での医師の募集ニーズもこの需要予測値に準じて増加すると考えられ、全国の中でもレアなエリアであることがわかりました。次に二つ目として紹介するデータは、介護施設の需要データです。三田市の介護需要予測指数は、2015年実績を100とした場合、2020年予測では120、2025年は149、2030年予測では175、2035年では192、2040年予測では203、2045年予測では199と「2015年の約2倍」ほどまで急増すると予想できます。結果的に、三田市の介護施設での医師の募集ニーズも増加すると予想できます。