香川県三木町は県の東部に位置している人口約2万8000人の町です。町の西側が高松市と隣接していることから、ベッドタウンとしての性格を色濃く持ちます。高松市の発展に伴い、近年人口は増加傾向であり、県内の市町村でも9番目に多い数字を誇ります。
三木町は南北に長い形をしており、北部と南部には丘陵地と山岳地が広がっていることから、主に中央部の平地に住宅地が密集しています。一方で南部には吉野川が流れており、豊かな水資源を生かした農業が盛んに行われています。
町内の交通機関としては高松琴平電鉄が有名です。町内には琴平電鉄長尾線の平木駅を筆頭に、6つの駅が置かれています。平木駅前には町役場や高松東警察署などの公共施設が並んでおり、非常ににぎわっています。またこの琴平電鉄を利用すれば高松市方面まで電車一本で行けるという大きな魅力があります。この他、町内を走る路線バスとしてはことでんバスや町内の主要ルートを巡回するコミュニティバスが充実しています。
三木町にある教育機関としては香川大学医学部と農学部が代表的であり、県内でも有数の優秀な人材の育成に努めています。この他町内には高校が1校、中学校が1校、小学校が4校あり、教育環境としても一通り整っていると言えます。