香川県の三豊市は、四国の中では北東方向にあり、高松中心部から約30キロメートルほど南西に位置する市です。北側には瀬戸内海が面していて、南側には山々にも恵まれ自然環境も豊かな地域です。市の面積は約223平方キロメートルあり、その中には約2万3千世帯があり、約6万5千人の人々が生活しています。人口は1985年までは増加の傾向にありましたが、それ以降減少傾向に転じていて20歳代から40歳代の年齢層の人口が少なく、60歳以上の年齢層が高くなり、高齢化の傾向が顕著に表れています。
三豊市では、子育て応援プロジェクトを立ち上げることにより子育て世帯のサポートを行っています。特定不妊治療費助成事業により少子化対策に取り組みを見せ、乳幼児医療費支給事業により、0歳から15歳児の医療費の助成や、子育て応援商品券の支給などを行うことにより、経済的な子育てサポートを行っています。また、「子ども・子育て支援新制度」を抱く呈して、就学前教育・保育や地域の子ども・子育て支援の充実を目指しています。
三豊市の中には、18校の公立小学校と7校の公立中学校、2校の県立高等学校などがあり、教育機関も充実していますが、近年の少子化傾向を受け廃校になった学校も出始めています。