坂出市は香川県の北部に位置する都市で、人口は約5万3000人で県内で5番目に多い規模となっています。北部は瀬戸内海に面しており、瀬戸大橋の四国側の入り口として有名です。沿岸部ではかつでは製塩業が営まれており塩田が広がっていましたが、近年は干拓・埋め立てが進み工業地帯が形成されています。特に造船業や化学工業が盛んで、四国でも有数の工業都市として機能しています。この他、ところてんや醤油などの名産品があります。
坂出市にはJR瀬戸大橋線とJR予讃線が通っています。特にJR瀬戸大橋駅の坂出駅は瀬戸大橋から四国に入って最初の停車駅であり、四国の玄関口として有名で、利用客も非常に多いです。また高速道路に関しても同様に瀬戸中央自動車道、高松自動車道と充実した道路網が敷かれており、交通の要所として岡山県や愛媛県の主要都市との経済的な結びつきも強いです。
坂出市内には小学校が14校、中学校が7校、高校が4校あり、いずれも県内で3-4番目に多い数となっています。また保育所に関しては市内に13か所あり、これは県内で3番目に多いです。特に坂出駅周辺などのオフィス街周辺に保育所が集まっており、共働きの家庭にとっても育児がやりやすい環境と言えます。