鹿児島県「阿久根市」の医師求人特集(生活&医療情報)

阿久根市の生活関連情報

 阿久根市は、鹿児島県の北西部にある人口約2万2000人の町です。およそ40キロに及ぶ東シナ海に面した海岸線や沖合に浮かぶ島は、海水浴や釣りのスポットとして多くの人が集まる場所となっています。北部は日本三大急潮の一つ・黒潮が流れる場所で植物の生長を促し、また陸地では温暖な気候を利用して農業が盛んなエリアになっています。市にある湾では古来から海陸交通の要衝として商業や海運業が栄えてきました。阿久根市の市立の幼稚園数は1園、私立の幼稚園数は2園、幼稚園と保育園が一体となった認定こども園の数は2園、市立小学校の数は9校、中学校の数は4校となっています。市では小規模校入学特別認可制度を設けています。小規模な小学校や中学校に特別に入学を認めるもので、自然を通して体験学習や交流活動をすることで、豊かな人間性を培うことを目的としています。阿久根市子ども発達支援センターこじかでは、小集団の仲間とともに基本的な生活習慣の自立を目的としたサポートを行っており、すべての教育機関と連携をとりながら療育をおこなっています。また子育て支援センターでは、育児の悩みや疑問などに対して専門のアドバイザーが指導や情報の提供を行っています。

阿久根市の医師に関する情報

 阿久根市の病院の数は3施設で、診療所の数は13施設、市内の医師の数は54人です。市の中心となる医療機関は、出水郡医師会広域医療センター(旧阿久根市民病院)で、安心・安全な医療と療養環境がとても整った病院です。救急指定病院として24時間・365日休みなく救急患者に高度な医療を提供しています。鹿児島県がん診療指定病院、へき地医療拠点病院、協力型臨床研修病院などの役割も担っている、地元に信頼の厚い病院として地域での医療活動を行っています。地域包括医療を理解し実践するために、研修医を募集しています。さまざまな診療科があり救急医療と共にいろいろなキャリアを経験できるので、忙しいですがやりがいがある病院です。この病院では、地域の小中学校の生徒の病院の見学や、インターンシップの受け入れを行っています。労働環境では育児休業を取りやすくするなど、院内の職員が仕事と子育てを両立しやすい環境作りを積極的に進めています。また出水郡医師会では、健康診断や健康相談、長時間労働者への面接や指導などを無料で行っています。阿久根市の医療への取り組みとしては、子ども医療費助成制度を実施しており、助成金で市内に住む15歳以下の子どもの医療費を負担してもらえます。
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