鹿児島県「日置市」の医師求人特集(生活&医療情報)

日置市の生活関連情報

 鹿児島県日置市は県の西部、薩摩半島の中西部に位置し、市に隣接して県都鹿児島市があります。鹿児島中央駅から市街地まで車で20分ほど。県内外へアクセスのしやすい、恵まれた環境にあります。市は合併後の人口が減少傾向にあり、街全体で若者が故郷を離れず、そしてIターンへとつながるように魅力ある街を作るべく、あらゆる面からのアプローチを図っています。
中でも、子育て世代を大切にすることを根幹とし、子ども医療費助成は小学校卒業まで保険診療にかかる一部負担金に際し全額が助成されます。また、義務教育でのオリジナルプランとして、小規模校入学特別許可制度「特認校制度」を設けました。これは、自然環境豊かな地域にある小中学校への、転・編入希望に応じるというものです。受け入れ校は今のところ、市内に3校あります。条件は、今現在でこれら学校に通える範囲にある、指定された学区内に住んでいて、小規模校の特性に賛同した家庭に限ります。しかしながら、既存の学区制度の概念とは一線を画したこの取り組みは、画期的であり、子どもはもちろん学校近隣住民の活性化にもつながります。こうした地道な活動が近隣町村への大きな刺激となり、地元への愛着心が街全体を盛り上げることに大きな期待を寄せています。

日置市の医師に関する情報

 日置市には現在、病院施設が9施設、うち入院病床数が850ほど、小規模医療機関においては約60と、市民数に対しては満足できる数でしょう。ドクター数は鹿児島保健医療圏全体で約1900人ほどです。鹿児島保健医療圏内において、市の救急出動数が鹿児島市の約10分の1ではありますが、それでも二次診療の割合は県内でも上位にあります。救急受け入れ照会も初回コールで極力了解する体制を整えています。こうした状況の背景には、市はもとより、近隣に救命救急センターなど受け入れ態勢可能な病院が揃っていて、日頃から病院間での密な連携をとっているからであります。このあたりは地域柄、日頃から医療機関に足を運ぶのに困難が伴います。地域住民の高齢化も進み、また、地域内医師拠点の偏在化により、重篤な状態で運ばれてくることが少なくありません。かかりつけ医が存在しない家庭も多く、医療問題は市民全体の課題です。
これらを打破すべく、乳児期から高齢者まで、市民ぐるみの検診の啓発や、各医療補助の充実を図るなど、市では創意工夫を凝らしています。また、市を含む県全域で、医師や医療従事者全般への育成・支援の強化も図っています。県の研修医や勤務医の研修拠点が確立され、当市立病院ほか、各病院へ即戦力ドクターが配置されるべく、市内医療従事者、市議会等で活発な意見交換がされています。また、あらゆる科目の医師が活躍できる、魅力あるキャリアアップ形成も図られています。
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