鹿児島県鹿屋市は、大隅半島の中央部に位置する人口約10万4000人の都市です。周辺地域の文化・交通・経済・産業の拠点となっています。耕地面積は鹿児島県最大で豊かな緑が多く残っており、温暖な気候で3月の上旬から温かく桜の花が美しい彩りを見せます。バラの町として全国に発信をしており、買い物なども充実した施設があり大変住みやすい地域です。住民も地域密着の温厚な人が多く、犯罪発生率もほとんどない安心して暮らせる町です。市内の保育園の数は43園、幼稚園の数は10園、市立小学校の数は25校、市立中学校の数は13校になっています。平成27年4月から6施設が認定こども園になり、幼稚園と保育園が一緒になった施設で教育や保育を受けられます。また学校では地域の特色を生かして特別な教育プログラムが編成されるなど、自治体で取り組みが行われています。県の総合教育センターでは、いじめや不登校などのさまざまな問題の相談を受けサポートする体制が整っており、子どもが生き生きと過ごせる町づくりに力を入れています。障害者に対しては、それぞれのニーズを把握し、自立や社会参加に向けたサポートが積極的に行われています。教職員の研修をはじめ、研究内容や成果の発表も定期的に行われています。