垂水市は大隅半島の北西にあり、鹿児島県内の中部に位置している町です。人口は1万7千人程度と比較的小規模な都市ですが、特筆すべきは、農業と漁業が、県内の市町村では5番目に多い売上高で、全国でも有数の金額となっています。また、交通手段としては鉄道や路線バスを用いた陸路の他、薩摩半島と大隅半島を結ぶ桜島フェリーがあり、これらを組み合わせることによって県内の各都市へのアクセスが大変便利となっています。
垂水市には小学校が8校、中学校が1校、高校は1校あり、いずれも市が運営しています。人口1万人当たりに換算すると小学校は5校あることになり、これは全国的にもかなり多い数となります。中学校に関してはやや数が少ないですが、この規模の都市にして高校を有するため、周囲の市からも生徒が数多く訪れています。このように教育面においては比較的恵まれた環境にあると言えます。
また、垂水市内には保育所が6か所、幼稚園が3か所にあります。これは鹿児島県内の市町村の中ではいずれも20番目ぐらいに多い数字であり、人口を踏まえるとかなり充実していると言えます。したがって育児面においても住むメリットの多い都市と言えます。