高知県のいの町は、四国のほぼ中央にあり、高知市中心部から約20キロメートルほど北西に位置しています。南部に栄えた地域があり、そこに人口が集中していますが、北部の方面については豊かな山間部に囲まれていて自然豊かな地域です。町の面積は約471平方キロメートルあり、その中には約9,700の世帯があり、約2万5千人の人々が生活しています。人口は1995年までは緩やかに増加の傾向でしたが、それ以降減少傾向に転じています。年齢別人口を見ると、20歳代から30歳代の人口が少なく、60歳以上の年齢層の人口が多く、高齢化が進んでいる地域です。
いの町では、出産祝金制度を導入することにより少子化対策に取り組みを見せています。また、児童手当・児童扶養手当・特別児童扶養手当などの制度を充実させることにより、子育て世代のファミリー層を経済的に支援を行っています。更には、町の保健福祉課では、常に子育て相談や子どもの健康に関する相談を受け付けています。
いの町の中には8校の公立小学校があります。他にも6校の小学校が休校中であることが少子化が進んでいることを物語っています。中学校に関しては5校の公立中学校が存在しています。高校は県立高校が2校あります。