高知県の四万十市とは、高知県の南西部に位置する市です。総人口は約3万5000人で、市の中心部付近には四万十川によって作られた中村平野が広がっていて、市域の大半は山林です。豊かな山林資源と太平洋に面しているため自然環境に恵まれています。また、内陸部では夏の暑さが厳しく、2013年8月12日旧西土佐村域のアメダスで日本国内における観測史上最高気温となる41.0度を記録しました。そのため現在四万十市では「41℃プロジェクト」という住民グループを立ち上げ日本一暑い街としてPR活動をしています。
行政では四万十市に移住を希望する人たちと地域の良好な関係を目的とした移住支援体制が整っていて、周辺住民との付き合い方や空き家の紹介をするNPO法人や地域住民が相談を受けるサービス、集落での受け入れ体制が推進されています。
また、福祉の面においては高齢者に向けた配食サービスや長寿祝金の支払い、臨時的な仕事を高齢者に任せ地域社会に貢献できるシルバー人材開発センターの設置、在宅介護の手当てやサービスの体制が整っており、非常にお年寄りに対する体制やサービスが整っているといえます。更に地域子育てセンターなどもあり、子育てをしやすい環境とも言えます。