高知県の宿毛市は、市国の南西部にあり、高知市中心部から見ると約100キロメートルほど南西に位置しています。その面積は約286平方キロメートルあり、その中には約1万世帯があり、約2万1千人の人々が生活しています。人口は、2000年くらいまでは一定傾向でしたが、その後減少の傾向に転じています。市内に大学が無いこともあり20歳前後の年齢の人口が極端に少なく、60歳以上の高齢者の占める割合が高くなっています。
宿毛市では、乳幼児・児童福祉医療費の助成制度を導入することにより、出生日から中学校3年生の子どもに関する医療費に関する助成を行い、経済的な側面からこども医療へのサポートを行っています。その他、毎年各種健康診断を開催することにより、子どもから成人・高齢者に至るまでの病気の早期発見活動にも力を入れています。
宿毛市の中には「市立大島小学校」、「市立楠山小学校」などをはじめとして11件の公立小学校が存在していますが、そのうち6校は統合予定となっていて、少子化の波を受け小学校数も減少の予定になっています。中学校については「市立片島中学校」、「市立小筑紫中学校」などをはじめとして7校の公立中学校が存在していますが、同様にそのうち6校が将来統合予定になっています。