高知県の須崎市は、四国の中央南部で、高知市中心部から約30キロメートルほど南西に位置している市です。市の面積は約135平方キロメートルあり、その中には約1万1千世帯あり、人口は約2万3千人です。人口は1980年をピークにこの数十年は徐々に減少の傾向にあります。全国平均の進行分布と比較すると20歳代から30歳代の若い層が少なく、60歳以上の高齢者の占める割合が高くなり始めています。
須崎市では市内に「はっぴいぽけっと」と「サンサンひろば」という二つの子育て支援センターを設立することにより、「乳幼児の遊び場の提供」・「保護者の集いの場の提供」・「育児不安などについての相談・指導」・「子育てサークルなどの育成・指導」・「地域子育て関連の情報提供」などの活動を行っています。その他、子ども手当の支給や子育て医療応援事業の実施により経済的な側面からも子育てやこども医療についての支援を行っています。
須崎市の中には、「市立吾桑小学校」を代表として9件の市立小学校があり、「市立朝ヶ丘中学校」をはじめとして5校の市立中学校と、「明徳義塾中学校」という私立中学校があります。高校については、「県立須崎高等学校」など2校の公立学校と1校の私立学校があり、充実した教育体制が整っています。