高知県「土佐町」の医師求人特集(生活&医療情報)

土佐町の生活関連情報

高知県の土佐町は、四国のほぼ中央にあり、高知市中心部から見ると約20キロメートルほど北側に位置している町です。町の面積は約212平方キロメートルあり、その中には約2千世帯があり、約4千1百人の人々が居住しています。内陸の山間部に位置しているこの地域は、この30年以上人口は減少の傾向が続いていて、40歳以下の年齢層の人口が少なく、60歳以上の高齢者の占める割合が高い、いわゆる少子高齢化の状態になっています。
この事態を受け、土佐町では出産祝金制度を設けたり、特定不妊治療助成費制度を導入するなどして、少子化対策に取り組みを見せています。また、保育補助金の支給や乳幼児医療費助成制度の導入により、経済的な側面からも子供に関する医療のサポートを行っています。ひとり親のか手については「ひとり親家庭医療費助成制度」も適用されます。更には、子どもと保護者が気軽に遊べる場所として「ぽっぽ広場」という子育て支援イベントを開催して、子育てに関する悩み相談なども実施しています。
町内には、2012年まで町立小学校が2件存在していましたが、少子化の影響を受け児童数が減少し、現在では1件の小学校のみとなっています。また、中学校については1件の町立中学校が存在しています。

土佐町の医師に関する情報

高知県の土佐町の中井には6件の医療機関が存在しています。その中から歯医者と薬局を除外すると2件の病院と医院になります。そのうち一つは「医療法人十全会 早明浦病院」で、内科や外科、小児科、整形外科をはじめとして豊富な診療科が整った総合病院となります。もう一つは「田井医院」で、内科、精神科、循環器科などがあります。この町の医師の数は7人前後となっています。日本全国の医師の数が、人口10万人当たり200名前後であることを考慮すると、この地域人口を考慮すると医師の数は若干不足の傾向にあるといえます。
また、町内の歯医者については、「西川歯科」という歯医者が1件存在しているのみです。この地域に所属する歯科医数は2人前後となっていて、人口から考慮すると不足傾向にあるといわざる負えません。
市内には薬剤師の常駐するドラッグストアーも含めると、3件の薬局が存在しています。市内に存在する薬剤師数は8人前後となっていて、薬局数に対しては十分な人数が確保されていますが、町の人口から考慮すると不足傾向にあるといえます。
高知県では、土佐町のような過疎地域に対する医療を充実させるため、都市部の病院との連携体制を整えるなどの施策を行っています。
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