高知県の土佐清水市は、四国の中では最も最南端で、高知市中心部から見ると約110キロメートルほど南西に位置している市です。東と南を海に囲まれ、内陸には山々が広がり自然環境が豊かな地域です。市の面積は約267平方キロメートルあり、その中にや約7千7百世帯、人口1万5千人の人々が居住しています。人口は1975年まで増加していましたが、それ以降は減少の傾向に転じていて、ピーク時の約65%の人口まで減少しています。
土佐清水市では、子育て家庭を支援するために、「土佐清水市地域子育て支援センターどんぐり」を開設することにより、育児相談や子育てサークルの育成、子育てに関する情報提供などを行っています。また、医療福祉費支給制度を導入することにより、妊産婦、乳幼児、母子家庭の母子、父子家庭の父子などに対する医療費の助成を行ったり、児童手当の支給を行うなどして、経済的な側面からも、子育て世代をサポートしています。
市中には、「市立足摺岬小学校」を代表として8校の公立小学校がありますが、そのうち4校は少子化の影響を受け統合予定になっています。中学校に関しては「市立清水中学校」の1校の公立中学校があります。他には、高知県立清水高等学校という高校があります。