熊本県「人吉市」の医師求人特集(生活&医療情報)

人吉市の生活関連情報

 人吉市は熊本県の最南端に位置する市で、人口は約3万4000人で県内では12番目と比較的多い方です。戦国時代から江戸時代にかけて相良氏が治めた城下町として栄えており、小京都とも呼ばれる独自の文化が発達してきました。市の東側には日本三大急流の1つである球磨川が流れており、その周囲には豊かな自然の残された地域が広がっています。交通機関としてはJR肥薩線が通っており、市内には人吉駅を中心とした4つの駅があります。またくま川鉄道湯前線が通っており、観光地へ赴く足となっています。また高速道路としても九州自動車道の人吉ICが市街地に配置されている他、産交バスなどのバス路線も充実しており、遠方からでも市内からでも各所へのアクセスが比較的容易な環境にあります。
人吉市の教育環境は市の規模からすれば標準的なものです。市内には小学校が10校、中学校が3校、高校が2校あり、いずれも県内では人口に相応した数であると言えます。育児面に関しては幼稚園や保育所といった保育施設がそれぞれ3か所、12か所にあり、いずれも県内では10番目前後で標準を少し上回っているため、共働きの家庭を中心に、子育てするためには比較的恵まれている傾向があります。

人吉市の医師に関する情報

 人吉市の大きな特徴として医療体制が非常にしっかりしているということが挙げられます。市内には医師が125人もいて、県内で5番目に多い数字となっています。さらに人口1万人あたりに換算すると35.1人にも及び、これは県内で3番目に多く大都市に匹敵する数字となっています。
これらの数多くの医師は市内各所に点在している43の一般診療所や、8か所にも上る病院で職務に従事しています。これらの施設数に関しても県内では上位に入っており、人口を考慮してもかなり優れた数字であると言えます。このように人吉市では県内有数の医師数を背景に、各医療機関においても充実した医療スタッフというソフト面に加えて高度先進医療などの高度な医療設備というハード面を兼ね揃えることによって優れた医療体制を整えつつあります。
さらに地域全体を支える福祉面に関しては、県内で7番目になる150箇所にも及ぶ福祉施設や、そこで働く2585人の従業員が後押ししています。これらの優れた医療体制のために、自治体としては市民病院への予算拡充や、耐震工事などの建て替えの推進など、積極的に支援する方針を打ち出しており、これが結果として市民の健康を守ることができる医療体制の確立につながっています。
閉じる