玉名市は熊本県北部に位置しており、県内で4番目に多い約6万7000人の人口を誇ります。北部地方でも中心的な都市であり、国税局や労働局などの国の出先機関が集まるなど、政治的にも重要な役割を果たしています。玉名市自体は1954年に発足しましたが、その後2005年に周囲の町と合併して現在の都市となっています。市内には総合体育館や弓道場などの体育施設がたくさんあり、川沿いには高瀬裏川水際緑地などの自然豊かな場所が多く、市民に広く利用されています。また、古くから交通の要所であり現在も鉄道機関としてはJR鹿児島本線と九州新幹線が走っており、特に後者は博多まで45分で行くことができ大変便利なものです。その他、参交バスが運営するバス路線も張り巡らされています。
このように政治や交通などの面で中心的な役割を果たしている玉名市ですが、教育面にも力を入れています。市内には小学校が21校、中学校が6校、高校が5校あり、いずれも県内で4-5番目に多い数となっています。この他、幼稚園が6か所、保育所は20箇所にも及び、市内で徐々に増えつつある幼児にも対応できています。そのため、現在も待機児童がゼロの状態を長く維持できています。