京都府「久御山町」の医師求人特集（生活＆医療情報）

京都府久御山町には人口15,805人（2015年国勢調査）が住んでいます。
京都府久御山町の2010～2015年における人口増減率は-0.68％と減少傾向です。
また京都府久御山町の高齢化率は29.40％と約3人に１人が65才以上の高齢者となります。

そんな京都府久御山町の医療施設数を調べてみると、病院が2施設(京都岡本記念病院:419病床、医療法人八仁会　久御山南病院:60病床)あることがわかりました。
また、一般診療所数は5施設あることがわかりました。
この医療機関数を人口対比でチェックしてみると、京都府久御山町の病院数は全国平均値よりも多く、診療所数は全国平均値より少ない状態であることが分かりました。

詳細なデータをご紹介します。
京都府久御山町の人口10万人あたりの病院数は、全国平均値6.47に比べ12.65と約２倍近い数値になっていました。
つまり、京都府久御山町は人口の割に病院数が多い傾向にあります。
一方、一般診療所数を人口10万人あたりで換算した結果は、全国平均値68.94に対して31.64と約2分の１以下と、大変少ない状況であることがわかりました。（参照元：2020年11月現在の地域内医療機関情報の集計値/人口10万人あたりは、2015年国勢調査総人口で計算）
これらのデータから、京都府久御山町では、診療所よりも病院で診てもらう比重が高いと言えるでしょう。

次に、京都府久御山町で働く常勤医師数の状況についてチェックしてみましょう。
京都府久御山町に常勤している医師在籍数について調べてみると、常勤医師在籍数は111名在籍していることがわかりました。（2020年11月現在の地域内医療機関情報の集計値）
この常勤在籍医師数を、「人口10万人あたり」で換算してみると、全国平均医師数244.11人と比較して702.31人と約３倍以上であることがわかりました。
つまり、京都府久御山町は全国に比べて常勤医師数が多い地域であると考えられます。
そのため、医師募集ニーズは、全国平均よりも低い傾向にあると言えるでしょう。

では、京都府久御山町の常勤医師募集傾向は、今後も現状を維持するのでしょうか。
医師募集傾向の今後の変化を明らかにするために、京都府久御山町の2015年医療需要の実績を100と基準にした場合の需要変動をチェックしていきましょう。
すると、2020年予測では105、2025年は108、2030年予測では104、2035年では98、2040年予測では93、2045年予測では89と、2015年に比べて約11％も減少する予想データになっていました。
このように、2030年頃までは増加しても、徐々に減少し、2015年の需要よりも下回る地域は、珍しくはありません。
これらのデータから京都府久御山町の常勤医師募集ニーズは現状より高くなる可能性はほとんどないと言って良いでしょう。

では次に、今後の介護現場での医師募集ニーズについて調べてみましょう。
ここでは「介護需要データ」をもとに医師募集ニーズを予想していきます。
2015年実績を100とした場合、2020年予測では125、2025年は148、2030年予測は152、2035年では140、2040年予測では129、2045年予測では126と、2030年ごろまでは急増し、その後徐々に減少してくることが分かりました。
減少傾向に転じるものの、2015年よりもまだまだり介護現場での医師募集ニーズは高いことがわかりました。
まとめると、京都府久御山町の医師募集ニーズは、医療現場では現状より減少、介護現場では現状よりも高い状態を維持する可能性が高いことがわかります。