京都府「京田辺市」の医師求人特集（生活＆医療情報）

京都府京田辺市には人口70,835人（2015年国勢調査）が住んでいます。
京都府京田辺市の2010～2015年における人口増減率は4.31％と増加傾向です。
また京都府京田辺市の高齢化率は22.70％と約5人に１人が65才以上の高齢者という地域になります。

そんな京都府京田辺市の医療施設数を調べてみると、病院が4施設(医療法人　芳松会　田辺病院:291病床、医療法人社団石鎚会　田辺中央病院:138病床、田辺記念病院:120病床、医療法人社団石鎚会同志社山手病院:50病床)あることがわかりました。
また、一般診療所数は50施設あることがわかりました。

この医療機関数を人口対比でチェックしてみると、京都府京田辺市の病院数・診療所数ともに全国平均値より多い状態であることが分かりました。
詳細なデータもチェックしていきましょう。
京都府京田辺市の人口10万人あたりの病院数は、全国平均値6.47に比べ8.47と約3ポイント高い状態でした。

次に、一般診療所数を人口10万人あたりで換算した結果は、全国平均値68.94に対して70.59と約2ポイント高い状態であることがわかりました。（参照元：2020年11月現在の地域内医療機関情報の集計値/人口10万人あたりは、2015年国勢調査総人口で計算）

では、京都府京田辺市で働く常勤医師数の状況についてチェックしてみましょう。
京都府京田辺市に常勤している医師在籍数について調べてみると、常勤医師在籍数は117名在籍していました。（2020年11月現在の地域内医療機関情報の集計値）
この常勤在籍医師数を、「人口10万人あたり」で換算してみると、全国平均医師数244.11人と比較して165.17人と約79ポイントも低いことがわかりました。
つまり、京都府京田辺市は医師不足であることが予想できます。
結果的に、現時点で京都府京田辺市の常勤医師ニーズは、全国平均より非常に高い状況だと推測できます。

では、京都府京田辺市の常勤医師募集傾向は、今後どのように変化するのでしょうか。
医師募集傾向の今後の傾向について明らかにするために、京都府京田辺市の2015年医療需要の実績を100と基準にした場合の需要変動をチェックしていきましょう。
すると、2020年予測では110、2025年は116、2030年予測では119、2035年では120、2040年予測では123、2045年予測では125と、2015年に比べて約25％も増加する予想データが出ていました。
このように、増加し続ける地域は全国でも稀で、人口が増加傾向にあることが要因の1つと考えられます。
これらのデータから京都府京田辺市の常勤医師募集ニーズは現状より高くなる可能性があると言えます。

では次に、今後の介護現場での医師募集ニーズについて調べてみましょう。
ここでは「介護需要データ」をもとに医師募集ニーズを予想していきます。2015年実績を100とした場合、2020年予測では127、2025年は153、2030年予測は160、2035年では156、2040年予測では159、2045年予測では168と急増することが分かりました。
つまり、25年後は、現状より介護現場での医師募集ニーズは増加する可能性が高いと言えます。
まとめると、京都府京田辺市の医師募集ニーズは、医療現場では現状より増加、介護現場では急増する可能性が高いことがわかります。