京都府「京都市上京区」の医師求人特集（生活＆医療情報）

京都府京都市上京区には人口85,113人（2015年国勢調査）が住んでいます。
京都市上京区の2010～2015年における人口増減率は2.22％、高齢化率は26.90％となっています。

医療施設数は、病院が7施設(京都府立医科大学附属病院:1065病床、京都第二赤十字病院:667病床、西陣病院:300病床、社会医療法人西陣健康会　堀川病院:198病床、医療法人　相馬病院:130病床、医療法人愛寿会　同仁病院:99病床、医療法人幸生会　室町病院:50病床)あります。
また、一般診療所数は86施設あります。

これらの医療機関数を人口対比でチェックしてみると、京都市上京区の病院数/診療所数はともに全国平均値よりも多いことがわかりました。
具体的には、京都市上京区の人口10万人あたりの病院数は、全国平均値6.51に比べ8.22と約2ポイント高い数値でした。

また、一般診療所数を人口10万人あたりで換算した結果は、全国平均値68.89に対して101.04と約33ポイント高いことがわかりました。（参照元：2018年11月現在の地域内医療機関情報の集計値/人口10万人あたりは、2015年国勢調査総人口で計算）

では、京都市上京区で働く常勤医療スタッフ数はどのような状況なのでしょうか。
京都市上京区に常勤している医師在籍数について調べてみると、京都市上京区内の常勤医師在籍数は700名在籍していることがわかりました。（2018年11月現在の地域内医療機関情報の集計値）

この常勤在籍医師数を、「人口10万人あたり」で確認してみると、全国平均医師数240.93人と比較して822.44人と約４倍近い数になっていました。
つまり、現時点で京都市上京区の常勤医師数は、全国に比べてかなり充足している言えるでしょう。
この一番の要因は、大学病院があるためと考えられます。
結果的に、京都市上京区内の常勤医師の募集ニーズは全国に比べ低い可能性が高いと言えます。

そのため、今のタイミングで転職されるのであれば、自身の強みや希望を明確にして戦略的に転職活動する必要があるでしょう。
しかし、自分だけの知識と時間だけで、転職活動を行うことは簡単なことではありません。

そこで、オススメしたいのは医師専門の転職エージェントの手を借りつ方法です。
また、現時点での対策を考える一方で、今後の京都市上京区の常勤医師募集傾向についても考慮する必要があります。
なぜなら、京都市上京区以外の多くの地域では、常勤医師募集傾向が今後数十年で変動するため、現時点の情報だけで転職するのはリスクが伴うからです。

せっかくですので、京都市上京区の2015年医療需要の実績を100と基準にした場合の需要変動をチェックしていきましょう。
すると、2020年予測では102、2025年は103、2030年予測では102、2035年では101、2040年予測では102、2045年予測では102と現状を維持する予想であることがわかりました。
つまり、医療ニーズは現状とさほど変わらない可能性が高いと言えます。

このように３０年後も現状の医療ニーズが変わらない地域はかなりレアです。
結果的に、京都市上京区の常勤医師募集ニーズも現状維持する可能性が高いと言えるでしょう。

では次に、今後の介護現場での医師募集ニーズについて調べてみましょう。
ここでは「介護需要データ」をもとに医師募集ニーズを推測します。
2015年実績を100とした場合、2020年予測では106、2025年は116、2030年予測は113、2035年では111、2040年予測では111、2045年予測では117と現状に比べて約17%増加することが分かりました。

このように、医師としてのキャリアを今後何十年も重ねる職場選びにおいて、医師募集ニーズの変動はチェックすべき情報の一つです。
転職時だけでなく、転職後もあんしん・納得してキャリアを積んでいくために、長い目で見た転職活動をオススメいたします。