京都府「京都市北区」の医師求人特集（生活＆医療情報）

京都府京都市北区には人口119,474人（2015年国勢調査）が住んでいます。
京都市北区の2010～2015年における人口増減率は-2.10％、高齢化率は27.80％となっています。

医療施設数は、病院が11施設(京都博愛会病院:390病床、独立行政法人地域医療機能推進機構　京都鞍馬口医療センター:300病床、医療法人浜田会　洛北病院:138病床、社会福祉法人聖ヨゼフ会　肢体不自由児・重症心身障害児施設聖ヨゼフ医療福祉センター:125病床、京都警察病院:100病床、冨田病院:99病床、一般財団法人薬師山病院:70病床、北山武田病院:68病床、医療法人愛智会　京都北野病院:60病床、医療法人明生会賀茂病院:59病床)あります。
また、一般診療所数は130施設あります。
これらの医療機関数を人口対比でチェックしてみると、京都市北区の病院数は全国平均数より多く、診療所数は全国平均値よりも少ないことがわかりました。

具体的には、京都市北区の人口10万人あたりの病院数は、全国平均値6.51に比べ8.37と約2ポイント高い数値でした。
また、一般診療所数を人口10万人あたりで換算した結果は、全国平均値68.89に対して108.81と約40ポイント高いことがわかりました。（参照元：2018年11月現在の地域内医療機関情報の集計値/人口10万人あたりは、2015年国勢調査総人口で計算）

では、京都市北区で働く常勤医療スタッフ数はどのような状況なのでしょうか。
京都市北区に常勤している医師在籍数について調べてみると、京都市北区内の常勤医師在籍数は253名在籍していることがわかりました。（2018年11月現在の地域内医療機関情報の集計値）

この常勤在籍医師数を、「人口10万人あたり」で確認してみると、全国平均医師数240.93人と比較して211.76人と約29ポイント低い状況になっていることがわかりました。
つまり、現時点で京都市北区の常勤医師数は、全国に比べてやや不足していると言えます。
結果的に、京都市北区内の常勤医師の募集ニーズは全国に比べやや高い可能性があると言えます。
そのため、今のタイミングで転職されれば、年収やお休みなどの条件交渉はスムーズに行く可能性が高いと言えるでしょう。

しかし、今後も京都市北区の常勤医師募集傾向は現状のままなのでしょうか。
この疑問に答えるために、将来推計人口から計算した「医療需要予測指数」をチェックしてみたいと思います。
この推計値によると、京都市北区の2015年医療需要の実績を100と基準にした場合、2020年予測では104、2025年は106、2030年予測では105、2035年では104、2040年予測では102、2045年予測では100と現状と同じ水準を保つことがわかりました。

つまり、医療ニーズは現状を維持すると考えられます。
そのため常勤医師募集ニーズも現状維持する可能性が高いと言えます。

では次に、今後の介護現場での医師募集ニーズについて調べてみましょう。
ここでは「介護需要データ」をもとに医師募集ニーズを推測します。
2015年実績を100とした場合、2020年予測では113、2025年は129、2030年予測は132、2035年では130、2040年予測では130、2045年予測では132と現状に比べて約32%増加することが分かりました。

つまり介護現場での医師募集ニーズは現状よりも高くなることが予想できます。
転職を検討しているのなら、このように今後数十年後の医療ニーズをチェックすることをお勧めします。
そうすることによって、医師募集状況についても推測できるようになります。