京都府「京都市中京区」の医師求人特集（生活＆医療情報）

京都府京都市中京区には人口109,341人（2015年国勢調査）が住んでいます。
京都市中京区の2010～2015年における人口増減率は3.83％、高齢化率は24.60％となっています。

医療施設数は、病院が８施設(京都市立病院:548病床、医療法人社団洛和会　洛和会丸太町病院:150病床、京都逓信病院:99病床、がくさい病院:90病床、医療法人西大路病院:70病床、医療法人毛利病院:60病床、医療法人財団今井会足立病院　足立病院:51病床、山元病院:35病床)あります。
また、一般診療所数は209 施設あることがわかりました。

これらの医療機関数を人口対比でチェックしてみましょう。
すると、京都市中京区の病院数/診療所数はともに全国平均値よりも人口対比における施設数が多いことがわかりました。
具体的には、京都市中京区の人口10万人あたりの病院数は、全国平均値6.51に比べ7.32と約0.8ポイント高い数値でした。

また、一般診療所数を人口10万人あたりで換算した結果は、全国平均値68.89に対して191.15と約2.5倍以上高いことがわかりました。（参照元：2018年11月現在の地域内医療機関情報の集計値/人口10万人あたりは、2015年国勢調査総人口で計算）

では、京都市中京区で働く常勤医療スタッフ数はどのような状況なのでしょうか。
京都市中京区に常勤している医師在籍数について調べてみると、京都市中京区内の常勤医師在籍数は549名在籍していることがわかりました。（2018年11月現在の地域内医療機関情報の集計値）

この常勤在籍医師数を、「人口10万人あたり」で確認してみると、全国平均医師数240.93人と比較して502.10 人と約2倍の在籍数であることがわかります。
つまり、現時点で京都市中京区の常勤医師数は、全国に比べてかなりの充足状態と言えるでしょう。

結果的に、京都市中京区内の常勤医師の募集ニーズは全国に比べ低い可能性が高いです。
しかし、現状の医師募集ニーズは今後、様々な影響を受けて変動していくでしょう。

そこで、今後の京都市中京区の常勤医師募集傾向を考慮するに当たり、京都市中京区の2015年医療需要の実績を100と基準にした場合の需要変動をチェックしておきましょう。
すると、2020年予測では106、2025年は111、2030年予測では114、2035年では116、2040年予測では120、2045年予測では123と現状よりも徐々に増加していくことがわかりました。

つまり、医療ニーズは現状より増加すると考えられます。
結果的に、京都市中京区の常勤医師募集ニーズは現状よりも高まる可能性があります。

では次に、今後の介護現場での医師募集ニーズについて調べてみましょう。
ここでは「介護需要データ」をもとに医師募集ニーズを推測します。
2015年実績を100とした場合、2020年予測では112、2025年は126、2030年予測は128、2035年では129、2040年予測では135、2045年予測では146と現状に比べて約46%増加することが分かりました。

つまり、単純に考えれば医師募集ニーズも現状より46%増加する可能性が高いと言えます。
このように、医師募集ニーズには、医療・介護へのニーズ、もっと言えば高齢者の人口変動が少なからず影響を与えます。
転職を検討されている医師の方々は、これらの数値もチェックされることをオススメします。