京都府「京都市下京区」の医師求人特集(生活&医療情報)

京都市下京区の生活関連情報

京都市下京区には、市内の中でも、京都駅や京都水族館といった観光客や修学旅行生が多く訪れる地域です。
京都といえば歴史的建造物が多くある地域ですが、京都市下京区は少し趣が変わります。
京都駅ビルは現代的な造りになっており、駅ビル内にはショッピングエリアやレストランなどの便利な施設が併設されています。
もちろん、東本願寺や佛光寺といった古くからある建物も楽しむことができます。

京都市下京区の医師に関する情報

京都市下京区には人口82,668人(2015年国勢調査)が住んでいます。
京都市下京区の2010~2015年における人口増減率は4.26%、高齢化率は23.00%と比較的高齢化率が低い地域です。

医療施設数は、病院が7施設(武田病院:384病床、医療法人社団 恵心会 京都武田病院:240病床、医療法人健康会 総合病院京都南病院:199病床、京都回生病院:175病床、医療法人愛友会 明石病院:120病床、新京都南病院:107病床、医療法人令寿会 しまばら病院:62病床)あります。また、一般診療所数は156施設あることがわかりました。
これらの医療機関数を人口対比でチェックしてみると、京都市下京区の病院数/診療所数はともに全国平均値よりも人口対比における施設数が多い地域であることが分かりました。
具体的には、京都市下京区の人口10万人あたりの病院数は、全国平均値6.51に比べ8.47と約2ポイント高い数値でした。

また、一般診療所数を人口10万人あたりで換算した結果は、全国平均値68.89に対して188.71と約3倍近く高いことがわかりました。(参照元:2018年11月現在の地域内医療機関情報の集計値/人口10万人あたりは、2015年国勢調査総人口で計算)

では、京都市下京区で働く常勤医療スタッフ数はどのような状況なのでしょうか。
京都市下京区に常勤している医師在籍数について調べてみると、京都市下京区内の常勤医師在籍数は313名在籍していることがわかりました。(2018年11月現在の地域内医療機関情報の集計値)
この常勤在籍医師数を、「人口10万人あたり」で確認してみると、全国平均医師数240.93人と比較して378.62人と約138人以上の在籍数であることがわかります。
つまり、現時点で京都市下京区の常勤医師数は、全国に比べて充足していると言えます。
結果的に、京都市下京区内の常勤医師の募集ニーズは全国に比べ低い可能性が高いでしょう。

では、今後の京都市下京区の常勤医師募集傾向を考慮するに当たり、京都市下京区の2015年医療需要の実績を100と基準にした場合の需要変動をチェックしましょう。
すると、2020年予測では105、2025年は99、2030年予測では111、2035年では113、2040年予測では116、2045年予測では120と現状に比べて増加することがわかります。
結果的に、医療ニーズは現状より増加し、京都市下京区の常勤医師募集ニーズは現状より高くなる可能性があると言えるでしょう。

実は、このように今後数十年後も医療ニーズが高まる地域は全国では大変稀です。
転職先として数十年後も医療ニーズが高いエリアに転職することは、医師として必要とされる機会が増えるということでもあるのでオススメです。

では次に、今後の介護現場での医師募集ニーズについて調べてみましょう。
ここでは「介護需要データ」をもとに医師募集ニーズを推測します。
2015年実績を100とした場合、2020年予測では108、2025年は119、2030年予測は118、2035年では117、2040年予測では121、2045年予測では131と現状に比べて約31%増加することが分かりました。
つまり、介護現場での医師募集ニーズも現状より増加する可能性が高いと言えます。

このように、医師募集ニーズには、医療・介護へのニーズ、もっと言えば高齢者の人口変動が影響を与えるため、転職を検討されている医師の方々は、これらの数値も確認されると長期的な視点で転職先を検討することができます。
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