京都府「京都市右京区」の医師求人特集(生活&医療情報)

京都市右京区の生活関連情報

京都市右京区は、少し都市部を離れて愛宕山など、その多くを山間が占める地域です。
京都市右京区には、京都民医連中央病院、河端病院があります。

また京都外国語大学や京都工芸繊維大学などの大学のキャンパスや、京都府立北嵯峨高等学校、京都光華中学校・高等学校、京都府立北嵯峨高等学校といった学校が点在しています。

観光地としては、愛宕山展望台や菖蒲ヶ丘展望台など、京都市内を一望できる展望台が人気です。

京都市右京区の医師に関する情報

京都市右京区には人口204,262人(2015年国勢調査)が住んでいます。
京都市右京区の2010~2015年における人口増減率は0.65%とほとんど変わりません。
一方で高齢化率は26.60%と4人に1人以上が高齢者という地域だということがわかりました。

医療施設数は、病院が12施設(医療法人新生十全会 京都双岡病院:675病床、公益社団法人京都保健会京都民医連中央病院:411病床、独立行政法人国立病院機構 宇多野病院:380病床、一般財団法人仁風会 嵯峨野病院:180病床、医療法人淳宰晃会 嵯峨さくら病院:168病床、一般財団法人 高雄病院:120病床、医療法人社団京健会 西京病院:100病床、一般財団法人 泉谷病院:71病床、医療法人社団松仁会 内田病院:63病床、医療法人 河端病院:50病床、社会医療法人太秦病院:45病床、京都市立京北病院:38病床)あります。

また、一般診療所数は151施設あります。
これらの医療機関数を人口対比でチェックしてみると、京都市右京区の病院数は全国平均値よりもやや少なく、診療所数は全国平均値よりやや多い地域であることが分かりました。
具体的には、京都市右京区の人口10万人あたりの病院数は、全国平均値6.51に比べ5.87と約0.7ポイント低い状況でした。

また、一般診療所数を人口10万人あたりで換算した結果は、全国平均値68.89に対して73.92と約5ポイント高いことがわかりました。(参照元:2018年11月現在の地域内医療機関情報の集計値/人口10万人あたりは、2015年国勢調査総人口で計算)

では、京都市右京区で働く常勤医療スタッフ数はどのような状況なのでしょうか。
京都市右京区に常勤している医師在籍数について調べてみると、常勤医師在籍数は310名在籍していることがわかりました。(2018年11月現在の地域内医療機関情報の集計値)
この常勤在籍医師数を、「人口10万人あたり」で確認してみると、全国平均医師数240.93人と比較して151.77人と約90人少ないことがわかります。
つまり、現時点で京都市右京区の常勤医師数は、全国に比べて不足していると言えます。
結果的に、京都市右京区内の常勤医師の募集ニーズは全国に比べ高い地域ということになります。

では今後の京都市右京区の常勤医師募集傾向はどのように変化するのでしょうか。
この点について考察するに当たり、京都市右京区の2015年医療需要の実績を100と基準にした場合の需要変動をチェックしていきましょう。
すると、2020年予測では105、2025年は109、2030年予測では110、2035年では110、2040年予測では111、2045年予測では112と現状に比べてわずかではありますが微増していくことがわかります。
つまり、医療ニーズは現状より増加する可能性の方が高く、京都市右京区の常勤医師募集ニーズも比例して現状より高くなる可能性があると言えます。

実は、このように今後数十年後も医療ニーズが高まる地域は全国ではあまりありません。
なぜなら、多くの地域では少子高齢化や人口流出が進み、高齢者の人口も減少する傾向があるためです。
このような点も医師募集ニーズには影響してくるので、転職を検討している地域の中長期的な医療ニーズをチェックしておくことをお勧めします。

では次に、今後の介護現場での医師募集ニーズについて調べてみましょう。
ここでは「介護需要データ」をもとに医師募集ニーズを推測します。
2015年実績を100とした場合、2020年予測では118、2025年は133、2030年予測は135、2035年では134、2040年予測では138、2045年予測では144と現状に比べて約44%増加することが分かりました。

つまり、介護現場での医師募集ニーズは現状より急増する可能性が高いと言えます。
まとめると、京都市右京区の医師募集ニーズは、医療現場では微増、介護現場では急増する可能性が高いと考えられます。
このように医師募集ニーズは高齢者の人口変動が大きく影響します。
今後、転職を検討されている医師の方は、これらの数値も事前にチェックしてみてはいかがでしょうか。
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