京都府「京都市山科区」の医師求人特集(生活&医療情報)

京都市山科区の生活関連情報

京都市山科区は京都市にある11行政区のひとつです。
京都市山科区といえば、毘沙門堂門跡が有名です。
紅葉の時期は、一面を赤や黄色といった紅葉した葉が覆い、その神秘的な世界を一目見ようと多くの観光客が訪れます。

また、京都市山科区には京都薬科大学や京都橘大学、京都女子大学などの大学があります。
また、京都府立洛東高等学校や京都府立洛東高等学校などの高等学校もあります。
そのほか、一燈園小学校・中学校・高等学校という小中高一貫校もあります。主な交通アクセスは横に伸びる湖西線と、縦に伸びる地下鉄東西線です。

京都市山科区の医師に関する情報

京都市山科区には人口135,471人(2015年国勢調査)が住んでいます。
京都市山科区の2010~2015年における人口増減率は-0.42%と微減傾向にあります。
京都市山科区の高齢化率は29.20%と3人に1人近くが高齢者という地域になります。

そんな京都市山科区の医療施設数を調べてみると、病院が7施設(医療法人新生十全会 京都東山老年サナトリウム:1007病床、医療法人社団洛和会 洛和会音羽病院:548病床、一般社団法人愛生会山科病院:256病床、医療法人社団洛和会 洛和会音羽リハビリテーション病院:186病床、医療法人社団恵仁会 なぎ辻病院:169病床、医療法人社団洛和会 洛和会音羽記念病院:133病床、加藤山科病院:56病床)ありました。
また、一般診療所数は101施設ありました。

次に、医療機関数を人口対比でチェックしてみると京都市山科区の病院数は全国平均値よりも少なく、診療所数は全国平均値より多い地域であることが分かりました。
具体的には、京都市山科区の人口10万人あたりの病院数は、全国平均値6.47に比べ5.17と約1ポイント低い状況でした。

また、一般診療所数を人口10万人あたりで換算した結果は、全国平均値68.89に対して74.55と約6ポイント高いことがわかりました。(参照元:2018年11月現在の地域内医療機関情報の集計値/人口10万人あたりは、2015年国勢調査総人口で計算)

では、京都市山科区で働く常勤医療スタッフ数はどのような状況なのでしょうか。
京都市山科区に常勤している医師在籍数について調べてみると、常勤医師在籍数は344名在籍していることがわかりました。(2018年11月現在の地域内医療機関情報の集計値)
この常勤在籍医師数を、「人口10万人あたり」で確認してみると、全国平均医師数240.93人と比較して253.93人と約13人多いことがわかりました。
つまり、現時点で京都市山科区の常勤医師ニーズは、全国平均的かやや低いと推測できます。

では今後の京都市山科区の常勤医師募集傾向がどのように変化するのかチェックしていきましょう。
今回調査したのは、京都市山科区の2015年医療需要の実績を100と基準にした場合の需要変動です。
2020年予測では108、2025年は112、2030年予測では112、2035年では111、2040年予測では111、2045年予測では110と現状に比べて1.1倍ほど増加することがわかりました。
このデータから京都市山科区の常勤医師募集ニーズも現状より高くなる可能性があると言えます。

では次に、今後の介護現場での医師募集ニーズについて調べてみましょう。
ここでは「介護需要データ」をもとに医師募集ニーズを推測します。
2015年実績を100とした場合、2020年予測では125、2025年は151、2030年予測は154、2035年では151、2040年予測では151、2045年予測では157と現状に比べて約57%増加することが分かりました。
つまり、介護現場での医師募集ニーズは現状に比べると急増する可能性が高いでしょう。
まとめると、京都市山科区の医師募集ニーズは、医療現場では微増か現状維持、介護現場では急増する可能性が高いと考えられます。

ここで紹介したように、転職を検討されているエリアでの中長期的な医療ニーズを把握することで、別の視点から転職先を検討することができるようになります。
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