京都府「宇治市」の医師求人特集(生活&医療情報)

宇治市の生活関連情報

宇治市といえば、1994年12月にユネスコの世界遺産にも登録されている「宇治上神社」や「平等院」が有名です。
日本人なら誰しも名前を知っている「源氏物語」も、この宇治市が舞台となっています。

また、宇治茶も有名で、市営茶室対鳳庵という施設では日本建築の佇まいを感じながら宇治茶を気軽に楽しむことができることもあり、人気があります。

また、宇治市ならではのイベントも行われており、毎年7月〜9月には宇治川で鵜飼をみることができます。
また毎年10月には茶まつりが宇治橋周辺で催され、「名水汲み上げの儀」「茶壷口切りの儀」などを見ることが出来ます。
まさに、日本の歴史と文化を体感できる地域と言えます。

宇治市の医師に関する情報

宇治市には人口184,678人(2015年国勢調査)が住んでいます。
宇治市の2010~2015年における人口増減率は-2.60%と減少傾向にあります。
宇治市の高齢化率は27.40%と4人に1人以上が65才以上の高齢者という地域です。

そんな宇治市の医療施設数を調べてみると、病院が9施設(医療法人徳洲会 宇治徳洲会病院:473病床、医療法人栄仁会宇治おうばく病院:453病床、京都府立洛南病院:256病床、社会福祉法人 あじろぎ会 宇治病院:253病床、医療法人和松会 六地蔵総合病院:199病床、医療法人仁心会 宇治川病院:179病床、宇治武田病院:177病床、医療法人長安会 中村病院:103病床、医療法人社団一心会 都倉病院:55病床)ありました。
また、一般診療所数は116施設あることがわかりました。

この医療機関数を人口対比でチェックしてみると、宇治市の病院数・診療所数ともに全国平均値より少ないことが分かりました。
具体的には、宇治市の人口10万人あたりの病院数は、全国平均値6.47に比べ4.87と約2ポイント低く、一般診療所数を人口10万人あたりで換算した結果は、全国平均値68.89に対して62.81と約6ポイント低い値でした。(参照元:2018年11月現在の地域内医療機関情報の集計値/人口10万人あたりは、2015年国勢調査総人口で計算)

では、宇治市で働く常勤医師数の状況はどうなっているのでしょうか。
宇治市に常勤している医師在籍数について調べてみると、常勤医師在籍数は402名在籍していることがわかりました。(2018年11月現在の地域内医療機関情報の集計値)
この常勤在籍医師数を、「人口10万人あたり」で確認してみると、全国平均医師数244.11人と比較して217.68人と約27ポイント低いことがわかりました。
つまり、現時点で宇治市の常勤医師ニーズは、全国平均よりやや高い状況だと考えられます。

では今後、宇治市の常勤医師募集傾向はどのように変化するのでしょうか。
医師募集傾向の変化について明らかにするために、宇治市の2015年医療需要の実績を100と基準にした場合の需要変動をチェックしていきます。
すると、2020年予測では105、2025年は107、2030年予測では105、2035年では101、2040年予測では97、2045年予測では94と現状に比べて微減することがわかりました。
このデータから宇治市の常勤医師募集ニーズは現状より大幅に高くなる可能性は低いと言えるでしょう。

では次に、今後の介護現場での医師募集ニーズについて調べてみましょう。
ここでは「介護需要データ」をもとに医師募集ニーズを予想します。2015年実績を100とした場合、2020年予測では121、2025年は144、2030年予測は147、2035年では140、2040年予測では135、2045年予測では137と、現状に比べて約37%増加することが分かりました。
つまり、介護現場での医師募集ニーズは現状に比べると増加する可能性が高いと言えるでしょう。
まとめると、宇治市の医師募集ニーズは、医療現場では微減か現状維持、一方、介護現場では増加する可能性が高いと考えられます。
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