京都府「与謝野町」の医師求人特集(生活&医療情報)

与謝野町の生活関連情報

京都府与謝野町は、京都の北部に位置しており丹後医療圏(宮津市|京丹後市|伊根町|与謝野町)に含まれています。
自然豊かな資源を生かして、西の赤石ヶ岳から赤岩山を結ぶ約16kmの縦走路はロングトレイルのための登山道として人気を博しています。

また、与謝野町では、与謝野ホップ生産者組合が手がけている「OSANO・ホップレンジャー」(1日からでも1回からでも参加できるホップの苗付けから収穫までを体験できる)や、丹後ちりめんの町でもある与謝野町では手織体験など、地域の特性を生かした取り組みが多く存在します。

与謝野町の医師に関する情報

京都府与謝野町には人口21,834人(2015年国勢調査)が住んでいます。
与謝野町の医療施設数は、病院が1施設(京都府立医科大学附属北部医療センター:295病床)、一般診療所数は13施設あります。

絶対数だけ見ると医療機関数が少なく感じますが、人口対比でもチェックするとどのような状況なのでしょうか。
調べてみると、病院と診療所ともに全国平均よりも少ない状況だということがわかりました。
与謝野町の人口10万人あたりの病院数は、全国平均値6.51に比べ4.58と約2ポイント低い状況でした。
また、一般診療所数を人口10万人あたりで換算した結果は、全国平均値68.89に対して59.54と約9ポイント低いことがわかりました。(参照元:2018年11月現在の地域内医療機関情報の集計値/人口10万人あたりは、2015年国勢調査総人口で計算)

次に、与謝野町の医療体制を明らかにする上で重要になる、常勤医師在籍数についてチェックしてみましょう。
与謝野町内の常勤医師在籍数を調べると78名在籍していました。(2018年11月現在の地域内医療機関情報の集計値)
この常勤在籍医師数を、先ほどと同じように「人口10万人あたり」でチェックすると、全国平均医師数240.93人と比較して357.24人と約117ポイント高くなっていました。

つまり、現時点で与謝野町の医師数は、全国平均値に比べて非常に多く、意思募集はニーズとして低いと予測できます。
この要因は、与謝野町唯一の病院である京都府立医科大学附属北部医療センターが、大学関連病院であるためです。
医師の採用手段として、大学卒業生が多く在籍していることが考えられます。

しかし、現在のように常勤在籍する医師数が多い状況はずっと続くのでしょうか。
将来推計人口から計算した「医療需要予測指数」をご紹介しましょう。この推計値によると、与謝野町の2015年医療需要の実績を100と基準にした場合、2020年予測では97、2025年は94、2030年予測では90、2035年では84、2040年予測では79、2045年予測では72と現状に比べて約28%減少する予想が出ています。
つまり、医療ニーズが徐々に減少することになるため、医師募集ニーズは現状よりさらに低くなる可能性が高いと言えるでしょう。

では視点を変えて介護現場での医師募集ニーズはどのような状況なのかチェックしましょう。
ここでは「介護需要データ」をもとに医師募集ニーズをチェックしていきたいと思います。
2015年実績を100とした場合、2020年予測では102、2025年は108、2030年予測では107と微増するものの、2035年では102、2040年予測では97、2045年予測では91と、2045年にはついに現状よりも少ない予想が出ています。
つまり、25年後、介護現場でも医師の募集ニーズは現状より減少すると言ってよいでしょう。
閉じる