大分県「豊後大野市」の医師求人特集(生活&医療情報)

豊後大野市の生活関連情報

 豊後大野市は大分県の南部に位置する市です。人口は約3万7000人で2005年に当時の大野郡を形成する5町2村が合併する形で現在の市が創立されました。地理的には大分市のすぐ南側にあるということもあって、市の中心部は大分都市圏のベッドタウンとしての役割を果たしています。産業構造としては農業や漁業などの第一次産業に従事する人が多く、県内でも有数の数を誇ります。交通機関としてはJR豊肥本線が運行しており、大分市方面へ通勤・通学に利用する人は主にこの路線を利用しています。またバス路線としては大分バスグループが市内各所を回っています。
豊後大野市にある学校はいずれも公立で、小学校は11校と県内では平均的な数ですが中学校は7校で、これは人口を加味しても多く県内で7番目に多い数字となっています。高校はもともと4校あったものが統合され、現在市内には1校あります。この他専修学校も2か所で運営されています。豊後大野市のベッドタウンとしての性格上、子供の数が比較的多い傾向にあるため、幼児を受け入れる幼稚園や保育所の数が多いのも特徴です。市内には幼稚園・保育所ともに11か所あり、いずれも県内では6番目に多く健闘していると言えます。

豊後大野市の医師に関する情報

 豊後大野市はもともと多くの市町村が合併したという背景があり、それぞれの地区に総合病院があります。現在市内には6つの病院施設があり、これは県内で7番目に多い数字です。また診療所は一般のものが32施設、歯科が20施設にも及び、これも県の平均を上回っています。これらの医療機関には合計で76人の医師と20人の歯科医師が従事しており、地域の医療に貢献しています。医師の数に関しては絶対数としても多いですが、人口1万あたりに換算しても約20人という計算になり、これは県内で6番目に多いです。したがって、医療スタッフの数や病院・診療所の数に代表されるような医療情勢としては比較的恵まれた環境であると言えます。
一方で豊後大野市内での医療・福祉業においては年間で約140億円の売り上げがあり、これに大きく貢献しているのが福祉施設です。市内にある老人ホームやグループホームといったものも含めたあらゆる福祉施設の数は138軒であり、そこで従事している職員の数も約2400人います。これは病院や医療スタッフの数と同様に県の平均を上回っている状況です。
このように豊後大野市の医療・福祉体制は充実した医療機関とスタッフに支えられていると言えます。
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