豊後大野市は大分県の南部に位置する市です。人口は約3万7000人で2005年に当時の大野郡を形成する5町2村が合併する形で現在の市が創立されました。地理的には大分市のすぐ南側にあるということもあって、市の中心部は大分都市圏のベッドタウンとしての役割を果たしています。産業構造としては農業や漁業などの第一次産業に従事する人が多く、県内でも有数の数を誇ります。交通機関としてはJR豊肥本線が運行しており、大分市方面へ通勤・通学に利用する人は主にこの路線を利用しています。またバス路線としては大分バスグループが市内各所を回っています。
豊後大野市にある学校はいずれも公立で、小学校は11校と県内では平均的な数ですが中学校は7校で、これは人口を加味しても多く県内で7番目に多い数字となっています。高校はもともと4校あったものが統合され、現在市内には1校あります。この他専修学校も2か所で運営されています。豊後大野市のベッドタウンとしての性格上、子供の数が比較的多い傾向にあるため、幼児を受け入れる幼稚園や保育所の数が多いのも特徴です。市内には幼稚園・保育所ともに11か所あり、いずれも県内では6番目に多く健闘していると言えます。