豊後高田市は大分県の北部にある都市で、国東半島に位置しており周防灘に面しています。人口は約2万4000人で大分県内では14番目に多いです。2005年の平成の大合併の際に周囲の2つの町を合併して現在の市となっています。大分県北部には中核工業団地と呼ばれる地区があり、豊後高田市にも数多くの企業が運営する精密機器やプラスチックなどの工場があります。また、比較的丘陵地の多い内陸部では畜産業が盛んであり、県内でも3番目に多い産出総額を誇っています。このように工業の盛んな沿岸地域と畜産業の盛んな内陸地域が混在した町ですが、これらの地区を結ぶ路線バスやJR日豊本線などの鉄道路線がありますし、隣の国東市には大分空港があることから全国各地へのアクセスも便利です。
豊後高田市の教育環境は標準的です。小学校が12校、中学校が6校あり、いずれも人口と比較すると少し多い方と言えますが、生徒・児童数としては県内では平均的な数であると言えます。また県立高校が一校あるという特徴があります。また、幼稚園は4か所、保育所は7か所にあり、沿岸地域及び内陸地域のいずれにもあるため、子育て環境としては比較的恵まれていると言えます。