大分県「竹田市」の医師求人特集(生活&医療情報)

竹田市の生活関連情報

 竹田市は大分県の南西部に位置する市で、内陸部にあって宮崎県や熊本県と接しています。祖母山に代表されるような1500メートル級の険しい山々に囲まれた盆地にあります。1954年に誕生したこの市は、周囲の町村との合併を繰り返しており、2005年に3つの町と合併して現在の市となっていて、現在の人口は約2万2千人です。産業としては地形を生かした畜産業や酪農、林業などの第一次産業に携わる人が多いです。市内には交通機関としてJR豊肥本線が通っており、豊後竹田駅がメインの駅となります。この他大分バスグループや九州産交グループなどのバス路線があり、内陸部へ行くためには主にこちらが利用されています。また内陸部に向けては久住高原ロードパークという有料道路も広く利用されています。
竹田市はこのように内陸部では交通の便があまり良くないということもあって教育機関が少ない傾向にありますが、市街地にはいくつか学校があります。市全体では小学校は13校、中学校は6校、高校は3校あり、大分県内の市町村では標準的な数となっています。また幼稚園は4か所、保育所は7か所にあり、医療費などで子供は優遇されるシステムがあるので、育児には比較的有利な地域であると言えます。

竹田市の医師に関する情報

 竹田市内には主に市外を中心に医療機関が集まっています。総合病院に関しては市内には2か所にあり、一般の診療所に関しては23か所にあります。ただし、東側の地区では大分市と接しているということもあり大分市周辺の医療圏の施設を利用する人もいます。
竹田市全体では医師の数は36人いて、これは大分県内の市町村では13番目であり、いたって標準的な人数であると言えます。人口1万人当たりに換算しても訳14人であり、大分県内で10番目とやはり標準的な数字です。比較的地形的には高地が多く交通の便が良いとはいえない割には医師をはじめとする医療従事者や病院・診療所の数が県内で標準的な数字を維持しているという点については価値があると言えます。
また、竹田市の医療情勢の特徴としては特別養護老人ホームや有料老人ホームなどの福祉施設内でのサービスが拡充されているという点があります。施設の数自体は全体で79か所と、大分県内でも決して多い方ではないのですが、1施設当たりの従業員数が21.2人と県内で5番目に多いという優れた数字を挙げています。したがってこのような福祉施設内では利用者に対するきめ細やかなサービスが行き届きやすく、満足度も高いです。
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