竹田市は大分県の南西部に位置する市で、内陸部にあって宮崎県や熊本県と接しています。祖母山に代表されるような1500メートル級の険しい山々に囲まれた盆地にあります。1954年に誕生したこの市は、周囲の町村との合併を繰り返しており、2005年に3つの町と合併して現在の市となっていて、現在の人口は約2万2千人です。産業としては地形を生かした畜産業や酪農、林業などの第一次産業に携わる人が多いです。市内には交通機関としてJR豊肥本線が通っており、豊後竹田駅がメインの駅となります。この他大分バスグループや九州産交グループなどのバス路線があり、内陸部へ行くためには主にこちらが利用されています。また内陸部に向けては久住高原ロードパークという有料道路も広く利用されています。
竹田市はこのように内陸部では交通の便があまり良くないということもあって教育機関が少ない傾向にありますが、市街地にはいくつか学校があります。市全体では小学校は13校、中学校は6校、高校は3校あり、大分県内の市町村では標準的な数となっています。また幼稚園は4か所、保育所は7か所にあり、医療費などで子供は優遇されるシステムがあるので、育児には比較的有利な地域であると言えます。