備前市は2005年に日生町・吉永町が合併して今の備前市になりました。岡山県の南東に位置し、総面積の75%を山林が占めていることからもわかるように人口密集地が分散していることが特徴としてあげられます。そんな備前市の産業は、備前焼きで知られる「焼き物の町」で、現在はファインセラミックなどの製品開発をすすめています。そのほか、耐火製造業が盛んで全国の耐火物の生産量の約30%を占めています。農業の分野では、稲作を中心に生産性向上を目指しています。また備前市では移住者推進事業として、移住体験住宅を設置したり、空き家情報バンクを開設したりしています。移住した際の住まいに関しては、新築・空き家・家賃補助金事業があり、100万円を上限とした補助金や、賃貸の場合は家賃補助として上限5万円の支給などを行っています。また観光スポットとして、備前焼きミュージアムや八塔寺国際交流ヴィラ(自炊式の築130年の古民家宿泊施設)を開設し、外国人観光客に人気のエリアとなっています。