岡山県「井原市」の医師求人特集(生活&医療情報)

井原市の生活関連情報

 井原市は人口41,390人(2015年国勢調査人口)で温和な気候と繊維産業(井原デニムは海外でも高い評価を受けている)が盛んな地域です。井原市はイバラノミクスという井原市の経済・雇用・移住定住対策を22個掲げており、そのうち4つは移住定住事業になります。例えば「いばらぐらし住宅新築補助金」では住宅新築に要する経費の一部が補助金として受け取ることができます。補助額は女保対象経費の10分の1で上限額が100万円となっています。また、「いばらぐらし中古住宅活用補助金」では空き家の有効活用と定住人口を増やす目的で空き家を中古住宅として購入・賃借して移住する方を対象に、購入費補助として上限100万円、賃借料補助として1ヶ月あたり2万円を上限に12ヶ月分(上限24万円)の補助金を出しています。(それぞれ応募条件があるため詳細は井原市のホームページをご覧ください)井原市の教育現場では、美星天文台の市民無料公開を月1回実施して昼間だけでなく夜間に望遠鏡をつかった惑星などの天体観察や星座の解説を実施しています。また「子どもの読書活動推進計画」を掲げ、市内全小中学校における朝読書の実施、学校園や公民館、放課後児童クラブでの読み聞かせボランティアの取り組み、話し手が、お話や物語を覚えて本なしで聞き手に語って聴かせるストーリーテリングなどを行っています。また、赤ちゃんと保護者に対して2冊の絵本をプレゼントするブックスタート事業や、2歳3歳を対象にした絵本の読み聞かせ・関連資料の配布を実施するセカンドブック事業も展開しています。

井原市の医師に関する情報

 井原市の医療施設数を見てみると病院が3施設、一般診療所が21施設となっており、人口10万人あたりの施設数で換算すると病院は全国平均値と同程度、診療所は全国平均値と同程度となっています。医師数は46名で人口10万人あたりの人員で換算すると111.14人と全国平均値245.93人より約130ポイント低いことがわかっています。これらの数値からも井原市の医師不足は明白です。この医師不足は、今後どのような一途をたどるのでしょうか。注目すべきは、15~64歳までの生産人口・65歳以上の高齢者人口の予測データです。この2つの人口は今後減少することが分かっています。そのため今後の医療需要は減少傾向にあります。具体的には、2015年の医療需要を1とした場合、2025年の医療需要予測は0.98倍、2040年には0.86倍になると予想されています。介護需要も医療需要と同様に、2015年の介護需要を1とした場合、2025年の介護需要予測は1.1倍に増加するものの、2040年には0.99倍と医療需要に遅れて減少してくることが予想されています。現在の井原市の高齢化率は34.40%とすでに3人に1人以上が65歳以上であり、全国をリードして高齢化が進んでいる地域と言えます。(全国の高齢化立は26.30%)そこで、井原市を代表する井原市立 井原市民病院では、医療連携・医療機能の分離・在宅復帰支援などを行っています。また平成21年には井原病院事業改革プランを制定し、その中で「救命救急・産科・小児科」など市民アンケートで要望の高い科目の医師招聘に最優先事項として明記し、それだけでなく、介護の面でリハビリテーション病棟の医師・医療スタッフ不足解消を挙げていました。このプランは平成21年度から平成25年度までの5年間を計画期間として実施され、その結果、井原市民病院の入院患者は延べ45,900人、1日平均126人、外来患者延81,291 人、1日平均333人と、1日平均外来患者数と年延外来患者数は目標数値を達成しています。
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