新見市は岡山県倉敷市の最西北端に位置し、総面積の86.3%を森林が占めている地域になります。主な産業は卸売業・小売業で新見市の企業数全体の約29%ほどを占め、次に建設業が約15%を占めています。新見市の人口は30,658人(2015年国勢調査人口)で、人口減少が叫ばれる地方の一つです。そこで新見市は、児童福祉・子育て支援の充実として(1)新たに新見南認定こども園を開園、(2)広域保育の実施、(3)ファミリー・サポート・センターの利用料金助成、(4)放課後児童クラブの支援拡充、(5)電子母子健康手帳の導入(妊娠・出産・子育て応援アプリ含む)、(6)結婚推進事業(出会いの場の提供・相談・サポート体制の充実)などに取り組んでいます。また、平成22年度から総務省の「地域雇用創造ICT絆プロジェクト(教育情報化)事業」に参画し、平成26年には市内全中学校に1人1台のタブレット端末を貸与し、授業進行をスムーズにするためにICT支援員の配備も行っています。また平成28年度には文科省が推進している「ICTを活用した教育推進自治体応援事業(ICT活用実践コース)」にも参画しており、全国でも先進的にITを取り入れた教育に力を入れています。