大阪府「岸和田市」の医師求人特集（生活＆医療情報）

大阪府岸和田市には人口190,658人（2020年国勢調査）が住んでいます。
大阪府岸和田市の2015～2020年における人口増減率は-2.18％と減少傾向となっています。
また大阪府岸和田市の高齢化率は28.10％と、約4人に1人近くの人が65才以上が住む地域です。
この水準は、周囲の泉大津市（25.50％）や貝塚市（27.30％）の高齢化率と同じレベルとなっています。

そんな大阪府岸和田市の医療施設数を調べてみると、病院が17施設（医療法人利田会　久米田病院:494病床、医療法人聖志会　渡辺病院:436病床、市立岸和田市民病院:400病床、医療法人徳洲会　岸和田徳洲会病院:341病床、社会福祉法人寺田萬寿会　寺田萬寿病院:250病床、医療法人大植会　葛城病院:243病床、医療法人えいしん会　岸和田リハビリテーション病院:157病床、医療法人良秀会　藤井病院:155病床、坂根病院:150病床、一般財団法人岸和田農友協会　岸和田平成病院:149病床、医療法人宝山会　小南記念病院:138病床、医療法人　阪南会　天の川病院:99病床、医療法人亀井会　亀井病院:60病床、医療法人　晋救館　和田病院:60病床、久米田外科整形外科病院:60病床、医療法人吉栄会　吉川病院:55病床、医療法人　ふれ愛の杜　みどり病院:40病床）あることがわかりました。
また、一般診療所数は142施設あることがわかりました。

では次に、これらの医療機関数を人口対比での医療機関数を確認してみましょう。
すると、大阪府岸和田市の病院数・診療所数ともに、全国平均値に比べて多いことがわかりました。
具体的なデータをご紹介します。
大阪府岸和田市の人口10万人あたりの病院数は、全国平均値6.49に比べ8.92と、約2.5ポイント高い数値であることがわかりました。

次に一般診療所数を人口10万人あたりで換算した数字を確認すると、全国平均値69.75に対して74.48と、約5ポイントの差があることがわかりました。（参照元：2021年11月現在の地域内医療機関情報の集計値/人口10万人あたりは、2020年国勢調査総人口で計算）
では、この地域で働く医療従事者数の状況はどのようになっているのでしょうか。
調査すると、大阪府岸和田市に常勤している常勤医師在籍数は504名であることがわかりました。（2021年11月現在の地域内医療機関情報の集計値）
この常勤在籍医師数を人口10万人あたりで換算してみると、全国平均医師数250.83人と比べて264.35人と、全国平均値に比べて約14ポイント高い数値であることがわかりました。
つまり、大阪府岸和田市の常勤医師数は、全国平均に比べてると、医師不足が深刻でないことが推測できます。
このことから、他の地域に比べて、常勤医師数の転職時の条件交渉は需要と共有のバランスにあった交渉状況になる可能性が高いと言えます。

次に、大阪府岸和田市の20年後、30年後の医療ニーズの変化についてご紹介します。
ここでは医師募集傾向の今後の変化を把握するために、大阪府岸和田市の2020年医療需要の実績を100とした場合の需要変動をご紹介します。
すると、2025年予測では100、2030年は98、2035年は95、2040年では94、2045年予測では92と、2020年に比べて約8ポイント減少する想定となっています。
このように、大阪府岸和田市の医療ニーズが下がる推測データが出ていることから、常勤医師充足感は少しずつ高まる可能性が高いと言えます。
そのため、地域全体の医師募集ニーズは、現状よりもやや下がると考えられます。

次に、介護現場における医師募集ニーズの将来推移についてもチェックしてみましょう。
ここでは「介護需要データ」をもとに医師募集ニーズを予想しており、2020年実績を100とした場合のデータをご紹介します。
すると2025年予測では109、2030年は110、2035年は106、2040年で106、2045年予測では110と、2045年までに約10%アップすることがわかりました。これらのデータから、大阪府岸和田市の介護現場での常勤医師募集ニーズは、現状よりもさらに高まる可能性があります。