大阪府「吹田市」の医師求人特集(生活&医療情報)

吹田市の生活関連情報

大阪府吹田市は面積36.09km²の市で、大阪の北部に位置しています。
周囲には、大阪市、豊中市、箕面市、茨木市、摂津市に隣接しています。

大阪府吹田市は、大阪市まで、車でも電車でも20分もかからずいくことができる便利な場所にあります。

子育て世帯の経済的な支援策として、就学援助制度や、特別支援教育就学奨励費制度、高等学校等学習支援金制度を取り入れています。
また、共働き世代が増加傾向にあることから、家庭に帰宅しても留守家庭にある子供たちの支援策として、すべての小学校内に「留守家庭児童育成室」を設け、小学1〜4年生の居場所づくりにも力を注いでいます。

また、岡本太郎氏の代表作として有名な「太陽の塔」がある万博記念公園は吹田市にあります。

さらに、吹田市には、国内で6つしかない国立高度専門医療センターの1つである国立循環器病研究センターがあります。
そのほか、大阪大学医学部附属病院、済生会吹田病院、済生会千里病院等、高度な医療を提供できる医療機関が数多く、医療機関のまちとしても有名です。

吹田市の医師に関する情報

大阪府吹田市には人口374,468人(2015年国勢調査)が住んでいます。
大阪府吹田市の2010~2015年における人口増減率は5.25%と増加傾向にあります。
また大阪府吹田市の高齢化率は23.00%と、65才以上の高齢者が約4人に1人以下の割合で住んでいます。

そんな大阪府吹田市の医療施設数を調べてみると、病院が14施設(大阪大学医学部附属病院:1086病床、国立研究開発法人 国立循環器病研究センター:550病床、社会福祉法人恩賜財団 大阪府済生会吹田病院:440病床、市立吹田市民病院:431病床、医療法人沖縄徳洲会 吹田徳洲会病院:365病床、医療法人松柏会 榎坂病院:360病床、社会福祉法人恩賜財団済生会支部 大阪府済生会千里病院:343病床、医療法人協和会 協和会病院:301病床、医療法人ダイワ会 大和病院:171病床、医療法人 菊秀会 皐月病院:136病床、社会医療法人 愛仁会 井上病院:127病床、医療法人甲聖会 甲聖会紀念病院:116病床、大阪市立弘済院附属病院:90病床、医療法人京優会 北摂三木病院:0病床)あることがわかりました。
また、一般診療所数は327施設あることがわかりました。

一見、吹田市の医療機関数は充実して見えますが、人口対比でチェックしてみると少し見え方が違ってきます。
大阪府吹田市の病院数は、全国平均値に比べて非常に少なく、診療所数は全国平均値に比べてやや多いことがわかりました。
具体的なデータをご紹介しましょう。
大阪府吹田市の人口10万人あたりの病院数は、全国平均値6.47に比べ3.74と約半分ほどでした。

次に、一般診療所数を人口10万人あたりで換算した数値は、全国平均値68.94に対して87.32と、約19ポイント高いことがわかりました。(参照元:2020年11月現在の地域内医療機関情報の集計値/人口10万人あたりは、2015年国勢調査総人口で計算)
これらのデータから、大阪府吹田市の救急医療の充実度は低く、地域医療は充実していることが推測できます。

では次に、大阪府吹田市の医療資源を語る上でもう一つ押さえておきたい医療従事者数についてもチェックしてみましょう。
大阪府吹田市に常勤している医師在籍数について調べてみると、常勤医師在籍数は1,486名であることがわかりました。(2020年11月現在の地域内医療機関情報の集計値)
この常勤在籍医師数を、「人口10万人あたり」で換算してみると、全国平均医師数244.11人と比べて396.83人と全国平均値に比べて約152ポイント高いことがわかります。
つまり、大阪府吹田市の常勤医師数は、全国平均に比べてかなり多い傾向だと言えます。
これは、吹田市内の医療機関には、診察治療だけでなく、研究部門を設けている医療施設が多く存在することが要因と考えられます。
このように、常勤医師数の多い吹田市の医師募集ニーズは全国平均値並かやや低いといえるでしょう。

しかし、現在の大阪府吹田市の常勤医師募集傾向が、20年後、30年後も現状を維持するわけではありません。
医師募集傾向の今後の変化を明らかにするために、大阪府吹田市の2015年医療需要の実績を100とした場合の需要変動を調べてみました。
すると、2020年予測では109、2025年は115、2030年予測は117、2035年では118、2040年予測では121、2045年予測では123と、増加傾向にあることがわかりました。
つまり、大阪府吹田市の医療現場での常勤医師募集ニーズは、現状よりも増加する可能性が高いと言えます。

次に、介護現場での医師募集ニーズの今後の推移についても調べてみましょう。
ここでは「介護需要データ」をもとに医師募集ニーズを予想しました。
2015年実績を100とした場合、2020年予測では122、2025年は145、2030年は152、2035年では152、2040年予測では157、2045年予測では169と、2045年まで2015年水準の約1.69倍ほどに増加する予想が出ていましす。
つまり、大阪府吹田市の介護現場での常勤医師募集ニーズは現状より増加傾向にあると言えます。
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