佐賀県「唐津市」の医師求人特集(生活&医療情報)

唐津市の生活関連情報

 唐津市は佐賀県の北西部に位置しており、県で2番目に相当する人口約12万2000人の都市です。地理的には佐賀市にも福岡市にも近いという特徴があるため、双方の都市圏との経済的・社会的なつながりも歴史的に深いです。市の中心部は江戸時代に唐津藩が置かれた旧城下町である一方、市の北側には「虹の松原」など、自然資源が豊富に残されています。産業としては唐津焼に代表されるような伝統工業がかつては盛んであり、現在も市街地に工房が残っていますが、近年は製造業や建設業が発達してきており、市内には数多くの工業団地があります。
唐津市内にはJR筑肥線・唐津線が通っており、市内には唐津駅や東唐津駅などの駅が置かれていて、これらの駅を利用して佐賀市方面や福岡方面へ通勤・通学する人が多いです。一方でバス路線はあまり発達しておらず、昭和バスが運行しているのみです。一方、この地域の大きな特徴としてはその地形を生かした海上運送が盛んであることが挙げられ、壱岐などの離島方面へのアクセスの重要な拠点となっています。
唐津市は県内有数の規模を誇る都市であることから教育機関の数も多く、特に中学校は25か所にあり県内1位を誇ります。また、保育所数も38軒と県内1位であり、子育て支援にも力を入れています。

唐津市の医師に関する情報

 唐津市は近隣の佐賀市や福岡県の各都市とは独立した、独自の医療圏を持っています。この医療圏を支えているのが300-400床規模の中規模の病院で、公立・私立を合わせて急性期医療に対応した中規模の病院が6施設あります。これらの施設はいずれも二次救急医療に対応しているため、ほとんどの患者に関して受け入れが可能であり、地域の医療態勢の向上に貢献しています。また、これらの急性期病院の周辺には9つの慢性期・回復期の医療に対応している病院施設があります。また、一般の診療所も市内には100軒存在しており、地域全体をくまなくカバーしています。
このように急性期の医療態勢がしっかりとしているのは、豊富な医師の数をそろえていることにつきます。市内全体での医師の数は267人で、これは佐賀市に次いで県内で2番目に多い数字です。人口1万人当たりに換算しても約21人であり、県内で4番目に多いです。この他、人口あたりの薬剤師も県内で5番目に多いなど、充実した医療態勢に欠かせない医療スタッフの数の充足という点において十分な環境が整っていると言えます。自治体としては医師をはじめとする医療従事者の数を保つために積極的にキャリアアップのための講習会を開くなどの工夫をしています。
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