滋賀県「栗東市」の医師求人特集(生活&医療情報)

栗東市の生活関連情報

滋賀県栗東市には、「栗東八景」というものがあるのをご存知ですか?
元々は、1750年頃に、大橋(現栗東市大橋)慶崇寺の僧出会った致遠(ちおん)によって選定されたのが始まりです。
その後、1989年の10月に、栗東市(当時栗東町)が、”現代に相応しい栗東八景”として選定し直したのが、(1)青麦の薫風(2)彼岸の繁華(3)積日の海道と城跡(4)泉面の雪花(5)飛翔の羽音(6)払暁の駒音(7)陽春の風光(8)夏清の幽玄、です。
それぞれ、訪問するのにおすすめの時間帯や季節があります。

栗東市の医師に関する情報

滋賀県栗東市には人口66,749人(2015年国勢調査)が住んでいます。
滋賀県栗東市の2010~2015年における人口増減率は4.86%と増加傾向にあります。
また滋賀県栗東市の高齢化率は17.60%と約5人に1人以下と、全国でも珍しく65才以上の高齢者が少ない傾向のエリアです。

そんな滋賀県栗東市の医療施設数を調べてみると、病院が1施設(社会福祉法人恩賜財団 済生会滋賀県病院:393病床)のみであることがわかりました。
また、一般診療所数は43施設あることがわかりました。
では、これらの滋賀県栗東市の医療機関数を人口対比でチェックしてみましょう。
すると、滋賀県栗東市の病院数は全国平均値よりもかなり少なく、診療所数は全国平均値よりやや少ない状況であることが分かりました。

具体的なデータをご紹介します。
滋賀県栗東市の人口10万人あたりの病院数は、全国平均値6.47に比べ1.50と約4分の1よりも少ない数値でした。
この結果から想像すると、滋賀県栗東市は人口の割に病院数が足りていない状況だといえます。
一方、一般診療所数を人口10万人あたりで換算してみると、全国平均値68.94に対して64.42と約4ポイント低い数値になっていました。(参照元:2020年11月現在の地域内医療機関情報の集計値/人口10万人あたりは、2015年国勢調査総人口で計算)

では次に、滋賀県栗東市に常勤している医師在籍数について調べてみましょう。
常勤医師在籍数をチェックしてみると、181名であることがわかりました。(2020年11月現在の地域内医療機関情報の集計値)
この常勤在籍医師数を、「人口10万人あたり」で換算すると、全国平均医師数244.11人と比較して271.17人と約27人多いことがわかりました。
つまり、滋賀県栗東市の医師数は、全国に比べてやや充足傾向にあると言えます。
つまり、医師募集ニーズは全国平均よりもやや低いため、スキルや経験にも寄りますが、転職時の条件交渉は医療機関優位になる可能性が高いでしょう。

では、滋賀県栗東市の常勤医師募集傾向は、今後も現状のままなのでしょうか。
医師募集傾向の今後の変化をチェックするために、滋賀県栗東市の2015年医療需要の実績を100とした場合の需要変動を調べてみました。
すると、2020年予測では109、2025年は115、2030年予測では119、2035年では121、2040年予測では126、2045年予測では130と、2015年に比べて約1.3倍に増える予想となっていました。
このように、2045年まで予測値が増加する地域は全国ではかなり稀で、人口が微増傾向である滋賀県栗東市ならではの現象と言えます。
翻ると、滋賀県栗東市の常勤医師募集ニーズは現状よりも増加しする可能性が高いと言えます。
そうなった場合、転職時の条件交渉は医師優先で進めやすくなるため、おすすめの地域と言えます。

では次に、今後の介護現場での医師募集ニーズについても調べてみましょう。
ここでは「介護需要データ」をもとに医師募集ニーズを予想していきます。
2015年実績を100とした場合、2020年予測では122、2025年は149、2030年予測は158、2035年では160、2040年予測では167、2045年予測では184と、2045年までに約1.8倍以上に増加する傾向であることがわかりました。
このように、医療・介護ともに需要が増加し続ける地域はかなり珍しいエリアであることがわかりました。

これらのことから、滋賀県内で転職を検討されている医師の方がいれば、滋賀県栗東市はお勧めしたいエリアの一つと言えます。
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