和歌山県「上富田町」の医師求人特集(生活&医療情報)

上富田町の生活関連情報

上富田町は、面積57.37 km²の地域で、和歌山県の東側に位置します。

上富田町役場から和歌山市役所までのアクセスは、車の場合「松原那智勝浦線」経由で1時間15分 (85km) でいくことができます。
電車の場合、「朝来駅~(きのくに線各停 紀伊田辺行)~紀伊田辺駅~紀伊田辺駅(くろしお 特急 くろしお24号 新大阪行)~和歌山駅~JR和歌山駅(和歌山大学線<市役所前・次郎丸経由>和歌山大学・和歌山大学前駅)~市役所前」経由で2時間4分で行くことができます。

上富田町を代表する人気スポットは、和歌山県上富田町西野にある上富田町歴史民俗資料館です。
上富田町歴史民俗資料館は、地域の歴史や伝統文化を学ぶことができる施設です。
貴重な歴史資料や民俗芸能の展示を通じて、訪れる人々に地域の豊かな文化遺産を伝えています。
地元の歴史や文化に興味を持つ観光客にとって、魅力的な場所となっています。

次に紹介するのは、世界遺産にも登録されている熊野古道です。
熊野古道は、全長1,000kmもあり、和歌山だけでなく、三重から奈良、大阪、京都にまで続く古道です。
古代から続く歴史的な参道であり、自然と歴史が融合した美しい道です。豊かな自然の中を歩きながら、熊野三山や熊野川など見どころが豊富です。
日本の古代信仰の地としても知られ、歩くことで心の浄化やリフレッシュを求める人々に人気のスポットです。

上富田町の医師に関する情報

和歌山県上富田町には人口15,236人(2020年国勢調査)が住んでいます。
和歌山県上富田町の2015~2020年における人口増減率は1.65%と増加傾向となっています。
上富田町を含む田辺医療圏に位置する地域と人口増減率を比べると、みなべ町は-7.25%、田辺町は-6.55%、白浜町は-5.90%、すさみ町は-10.71%となっており、上富田町の人口減少率は周辺地域と違い、増加する推移となっています。
ちなみに、全国の人口増減率である-0.75%と比べても、上富田町の人口減少率は稀な数値であることがわかります。
次に和歌山県上富田町の高齢化率は27.00%で、上富田町に住む約4分の1以上の方が65才以上の高齢者であることがわかります。
ちなみに全国の高齢化率は28.00%なので、上富田町は低い数値になっていました。

では次に、和歌山県上富田町の医療施設数をチェックしてみましょう。
調べてみると、病院が1施設(南紀医療福祉センター:64病床)、一般診療所数は11施設あることがわかりました。
これらの上富田町の医療機関数を人口対比で換算すると、病院は平均並み、一般診療所は多い地域であることがわかりました。
具体的には、和歌山県上富田町の人口10万人あたりの病院数は、全国平均値6.46に比べ6.56とほとんど同じ数値になっていました。

次に一般診療所数を人口10万人あたりで換算した数字をチェックすると、全国平均値69.98に対して72.20と約2ポイント高いことがわかりました。(参照元:2022年11月現在の地域内医療機関情報の集計値(人口10万人あたりは、2020年国勢調査総人口で計算))
では、この地域で働く医療従事者数はどのような状況なのでしょうか。
医療従事者数をチェックしてみると、和歌山県上富田町に常勤している常勤医師在籍数は20名でした。
この常勤在籍医師数を人口10万人あたりで換算してみると、全国平均医師数253.67人と比べて131.27人と、全国平均値に比べ約122ポイント低い状況でした。
この結果から、和歌山県上富田町の常勤医師数は全国平均に比べて医師不足になっているエリアと言えます。
これらの医療資源に関するデータをまとめると、上富田町の医療資源は、一般診療所はやや充実しているものの、常勤医師数は不足傾向にあるエリアと言えます。
結果的に、他の地域に比べて医師の募集ニーズは高い地域と言えるでしょう。
そのため、転職の際に行う条件交渉は医療機関よりも医師の希望の方が優位に進めらる可能性が高いと言えます。

しかし、今後数十年後も医師のニーズ状況が現状のままとは限りません。
そこで、和歌山県上富田町の数十年後の医療ニーズの変化についてチェックし、医師の募集ニーズを推測してみましょう。
ここでは医師募集傾向の今後の変化を把握するために、和歌山県上富田町の2020年医療需要の実績を100とした場合の需要変動をご紹介します。
データを確認すると、2025年予測では102、2030年は104、2035年は104、2040年では104、2045年予測では103と、2020年に比べて約3ポイント微増する予想でした。
これらの数値から和歌山県上富田町の医療ニーズは現状維持するという推測が最も可能性が高いでしょう。
結果的に、医師の募集ニーズも現状維持する可能性が高いと言えます。

では次に、介護現場における医師募集ニーズの将来推移についてもチェックしてみましょう。
ここでは「介護需要データ」をもとに医師募集ニーズを予想しており、2020年実績を100とした場合のデータをご紹介します。
すると2025年予測では112、2030年は121、2035年は125、2040年では126、2045年予測では128と、2020年に比べて28ポイント増加する予想となっていました。
これらの数値から、和歌山県上富田町の介護ニーズも現状より増加する予想が出ていることから、介護領域の医師の募集ニーズも増加するでしょう。
閉じる