萩市は、山口県の北部にある人口約4万9000人の町で、4つの有人離島を有しています。北部は日本海に面し、東西を川に挟まれた三角州の上に市街地が形成されています。萩市は西日本有数の漁獲高を誇り、農業に加え漁業は市の主な産業になっています。古くは城下町として栄えた歴史があり、町の至るところに武家屋敷や商家が当時のままの姿で残されています。明治維新で活躍をした吉田松陰や高杉晋作・伊藤博文など現代日本を創った偉大な人物のゆかりの場所も数多く残されています。
萩市には市立小学校が22校・市立中学校が15校あります。市内の小学校では、明倫小学校や椿東小学校での松陰教学の教えの実践や、木間小中学校・三見小中学校及び相島小中学校での小中連携・一体教育など、家庭・地域社会の特色を生かしたさまざまな教育活動が行われています。また小学校の空き室や公民館を利用して、生涯学習ボランティアグループや地域の方が連携をして学びや体験の場を設けています。さらに市では県内で初めてのプレパークをオープンしています。遊びを見守り手助けをするプレリーダーを配置し、「自分の責任で自由に遊ぶ」ことを大切にして穴掘りや畑作りを通し子どもの好奇心や創造性を育む場所を提供しています。