山陽小野田市の医療状況は病院施設は人口1000人あたりの病床数は16,8床となっており、同じ人口規模の萩市、光市の中間程度となっています。ただ、国民健康保険の市民1人当たりの医療費は県平均より高くなっており、今後の課題となっています。
山陽小野田市には公的な病院が3ヶ所ありそれぞれに超急性期病院、回復期・療養型病院、急性期一般病棟等に分かれ、市民に開かれた病院を目指しています。医師、看護師の確保が次第に困難となりつつある中で、適正な病院機能の維持には地域住民に支えられてきた自治体病院の役割は大きく、公共性と経済性の両立が難しくなっています。
山陽小野田市の医師数は2008年で157人となっており山口県内の約4,3パーセントを占めています。大きく変動はここ数年ありませんが増加もない為、人数不足への対応が必要となっています。
この市は高千穂地区、小野田地区、竜王地区と三地区に別れており、小野田医師会のサイトから市内の病院の位置を知る事ができます。どの地区に幾つの病院があるか分かるようになっており、地区ごと閲覧すると竜王地区の病院数が少なく、病状によっては専門医に受診する為には他地区まで行かなくてはならないようです。