愛知県「名古屋市南区」の医師求人特集(生活&医療情報)

名古屋市南区の生活関連情報

名古屋市南区は、面積18.46km2の地域で、愛知県名古屋市16区の一つです。

名古屋市南区役所から名古屋空港までのアクセスは、車の場合「名古屋高速都心環状線/C1」経由で29 分 (23.0 km) でいくことができます。
電車の場合、「本笠寺駅〜名鉄名古屋本線(各停 岩倉行)〜名鉄名古屋駅〜徒歩〜名古屋駅前(県営名古屋空港直行バス 名古屋空港・あいち航空ミュージアム)〜名古屋空港」経由で1時間1分で行くことができます。

また、名古屋市南区を代表する人気スポットは笠寺観音(名古屋市南区笠寺町上新町)や、日本ガイシホール(名古屋市南区東又兵ヱ)、富部神社(名古屋市南区呼続)などがあります。

名古屋市南区の医師に関する情報

愛知県名古屋市南区には人口134,510人(2020年国勢調査)が住んでいます。
愛知県名古屋市南区の2015~2020年における人口増減率は-1.77%と増加傾向となっています。
名古屋市南区を含む名古屋・尾張中部医療圏に位置する地域と人口増減率を比べると、名古屋市千種区は0.33%、名古屋市東区は8.14%、名古屋市北区は-0.38%、名古屋市西区は1.33%、名古屋市中村区は4.05%、名古屋市中区は11.90%、名古屋市昭和区は0.40%、名古屋市瑞穂区は2.82%、名古屋熱海区は1.61%、名古屋市中川区は0.20%、名古屋市港区は-2.06%、名古屋市守山区は2.16%、名古屋市緑区は2.89%、名古屋市名東区は0.41%、名古屋市天白区は1.31%、清須市は0.04%、北名古屋市は2.68%、豊山町は2.87%となっていました。
名古屋・尾張中部医療圏全体の人口増減率1.59%に比べて名古屋市南区は増減率が低いエリアと言えます。
ちなみに、全国の人口増減率は-0.75%であるため、名古屋市南区の人口増減率は全国平均位比べても低い地域であることがわかります。

次に、愛知県名古屋市南区の高齢化率を調べてみると、29.80%で、名古屋市南区に住む約3人に1人ほどが65才以上の高齢者となっていました。
この数値を全国の高齢化率28.00%と比べてみても、名古屋市南区の高齢化率は平均値より高い地域であることがわかります。

では次に、愛知県名古屋市南区の医療施設数をチェックしてみましょう。
調べてみると、病院が5施設(独立行政法人地域医療機能推進機構 中京病院:661病床、大同病院:404病床、あいせい紀年病院:276病床、医療法人交正会笠寺精治寮病院:180病床、医療法人名南会 名南病院:158病床、医療法人笠寺病院:128病床、医療法人財団善常会 善常会リハビリテーション病院:95病床、医療法人緑翔会小松病院:90病床、医療法人山和会 山口病院:60病床、医療法人名南会 名南ふれあい病院:60病床、南医療生協かなめ病院:60病床、北村病院:43病床)、一般診療所数は83施設あることがわかりました。

絶対数だけ見ると医療機関数が少ない印象ですが、人口対比で換算するとどのような状況なのでしょうか。
調べてみると、病院は全国平均値より多い一方、診療所数は全国平均的値より少ない地域であることがわかりました。
具体的なデータをチェックしてみましょう。
愛知県名古屋市南区の人口10万人あたりの病院数は、全国平均値6.46に比べて8.92と約2ポイント高い数値でした。

また、一般診療所数を人口10万人あたりで換算した数字は、全国平均値69.98に対して61.71と約8ポイント低い水準であることがわかりました。(参照元:2022年11月現在の地域内医療機関情報の集計値(人口10万人あたりは、2020年国勢調査総人口で計算))

では、この地域で働く医療従事者数はどのような状況なのでしょうか。
医療従事者数をチェックしてみると、愛知県名古屋市南区に常勤している常勤医師在籍数は487名でした。
この常勤在籍医師数を人口10万人あたりで換算してみると、全国平均医師数253.67人と比べて362.05 人と約109ポイント高い数値となっていました。
この結果から、愛知県名古屋市南区の常勤医師数は全国平均に比べて医師が充足気味の地域と言えます。

これらの医療資源に関するデータをまとめると、名古屋市南区の医療資源は、病院数や常勤医師数は全国平均より豊かな傾向にある一方、一般診療所数は全国平均値より少ない地域であることがわかりました。
結果的に、他の地域に比べて医師の募集ニーズはやや低い地域と言えるでしょう。
そのため、転職の際に行う条件交渉は医師よりも医療機関の方が優位に進めらる可能性が高いと言えます。

しかし、今後数十年後も医師のニーズ状況が現状のままとは限りません。
そこで、愛知県名古屋市南区の数十年後の医療ニーズの変化についてチェックし、医師の募集ニーズを推測してみましょう。
ここでは医師募集傾向の今後の変化を把握するために、愛知県名古屋市南区の2020年医療需要の実績を100とした場合の需要変動をご紹介します。
データを確認すると、2025年予測では101、2030年は99、2035年は95、2040年では93、2045年予測では90と、2020年に比べて約10%減少する予想になっていました。
これらの数値から愛知県名古屋市南区の医療ニーズは現状に比べて減少する可能性が高いと言えます。
結果的に、医師の募集ニーズも減る可能性があります。

では次に、介護現場における医師募集ニーズの将来推移についてもチェックしてみましょう。
ここでは「介護需要データ」をもとに医師募集ニーズを予想しており、2020年実績を100とした場合のデータをご紹介します。
すると2025年予測では112、2030年は112、2035年は107、2040年では105、2045年予測では105と、2020年に比べて一度増加するものの元の水位まで落ち着いてくる予想が出ています。
これらの数値から、愛知県名古屋市南区の介護ニーズは現状より微増し、介護領域の医師の募集ニーズもやや増えるか現状維持の可能性が高い地域といえます。
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