愛媛県の伊予市は、四国の中では北西部に当たり、松山中心部から見ると約15キロメートルほど南西に位置しています。北側は瀬戸内海に面していて、南側の内陸には豊かな山々に恵まれ、自然環境が豊かな地域です。市の面積は約194平方キロメートルあり、その中には約3万7千人の人々が居住しています。人口は1980年あたりから、緩やかに減少の傾向になっていて、60歳以上の高齢者の占める割合が高くなり始めていて、高齢化が進みつつある地域です。
伊予市では、「子ども・子育て支援事業計画」を策定して、伊予市の実情を考慮したうえで「幼児期の学校教育・保育の充実」・「地域における子育ての支援」・「妊娠・出産期からの切れ目のない支援」・「子どもの心身の健やかな成長に資する教育環境の整備」・「子育てを支援する生活環境の整備」などをはじめとして全部で9項目の基本目標を設定して、子育てしやすい街づくりに取り組みを見せています。その他、有用児医療費情勢制度と、小・中学生の医療費助成制度を確立することにより、0歳児から6歳児までの子どもの通院費と入院費、小・中学生の入院費の助成を行うことにより経済的な側面から、子育てのサポートを行っています。