愛媛県「上島町」の医師求人特集(生活&医療情報)

上島町の生活関連情報

愛媛県上島町は愛媛県と広島県の間にある芸予諸島のひとつです。ゆめしま海道サイクリングやウオーキングとして全国でも有名で、広島県尾道市因島に近いエリアが生活圏、塩で有名な弓削島、青レモンで有名な岩城島、魚の島魚島、スポーツで有名な生名島があり、平成30年度までには弓削大橋と生名橋をつなぐゆめしま海道は岩城島までつながる予定となっています。
かんきつ類が特産で、キャンプやヨットを楽しむことができます。合同育児教室が開催されたり、保育所や団地、コミュニティの人たちとも交流が深く、安心して子育てできる環境です。弓削高校と弓削商船高等専門学校とがあり、教育委員会が地域のコミュニティセンターの役割も果たしているところが特色となっています。音楽祭を主催して地域の小中学高校が参加して演奏会をしたり、いじめ対策やスクールカウンセラーの導入などにも積極的に取り組んでいます。定住促進住宅や町営住宅を利用できたり、新築改築のリフォームに補助金がでたりと町民が長く安心してくらしやすい、移住者が定住しやすいしくみを調えています。社会福祉協議会が生活に関する相談に乗ってくれたり、地域支援センターで介護ケアを受けられるので便利です。1年を通じて温暖で雨と雪が少なく生活しやすい天候も魅力です。

上島町の医師に関する情報

上島町では離島の問題として医師不足があげられます。へき地勤務として待遇を良くすることで医師の増員を目指していますが、大きな病院もなく医療機器も不足していることや本土への移動に時間がかかることが問題として指摘されています。
小児科や眼科、皮膚科のクリニックがゼロ、常勤の医師や看護師も全国平均からみると人口10万人あたりほぼゼロに近い数値になっていて緊急の際だけでなく、通常の医療サポートも不足していることが問題視されています。
人口の3分の1を65歳以上の高齢者が占めていることから、福祉施設の数は全国平均より少々下回ってはいますが、充実しているといえます。しかし訪問介護や通所型施設、入所型施設などはやはり少なく、より手厚いサポートが期待されます。
常勤医が退職することが地元のニュースになるほどですから、コンサルタントや人材バンクを通じて自治体でも就職を支援していますし、住宅を無料サービスするなどかなりの優遇措置を用意していることでも有名です。診療所が少ない代わりに診療船として交代で島に診察に来てくれる支援団体の診察を利用したり、地域ケアスタッフの医療技術と知識を向上させるために研修会を開催したりと努力をしていますが、抜本的な解決には至っていません。
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