八幡浜市は愛媛県の最西端にある佐田岬半島の付け根に位置する都市で、人口は約3万5000人で県内で第9番目の規模を誇ります。北に伊予灘、西宇和海と海に囲まれており、また海岸の多くが複雑に入り組んだリアス式海岸を形成していることから町の至る所で景色の美しい海岸の風景が楽しめる風光明媚な土地としても知られています。また市内には八幡浜港は西日本でも有数の規模を誇る工業港であり、古くから四国地方の交易の玄関口としての役割を果たしてきました。また陸地は全体的に丘陵地が多く、地形を生かしたミカンなどの果実栽培が盛んに行われています。
八幡浜市内にはJR予讃線が通っており、駅が3つ置かれています。その中でも中心的な駅である八幡浜駅の周辺が特に賑わっています。八幡浜駅前からは宇和島自動車や伊予鉄南予バスなどの路線バスを利用して市内の各所へ行くことができるのみならず、松山エクスプレス号などの高速バスを利用して名古屋、博多、大阪、東京などの大都市へ簡単に行くことができます。
八幡浜市の教育機関は県内では平均的なレベルであり、小学校が16校、中学校が7校、高校が3校あります。また市内の保育所は全部で15か所にあり、待機児童がゼロの状態が継続されています。