大野城市は、福岡県福岡市のベッドタウンとして発展をしている街です。福岡市の南東部にあり人口約10万人の人達が生活をしている街で、中心駅には大型ショッピングモールがあり緑も多く住環境は恵まれています。市の中央を南北にJRや私鉄が走っており、北部は幹線道路が通っているなど交通の便がとても良いエリアです。
大野城市には、市立小学校が10校・市立中学校が5校あります。市では、他のどの市町村にもない大野城市独特の「学校運営協議会」という教育の取り組みを行っています。学校と家庭・地域などの子どもを取り巻くさまざまな環境の人達が、小中学校の9年間を通して協働で子ども達の成長を支えていくというものです。また市は国際交流の一環としてホームステイの受け入れを行っており、同じ小学校に通ったり文化などの情報交換などを行っています。
市では共働き世帯の増加により一人で過ごす子どもが増え、家庭教育や社会体験が少なくなってきていることが問題視されています。市ではコーディネーターや体験学習のサポーターを中心に、放課後いろいろな体験活動を行っています。現在モデル校として月の浦小学校・大野東小学校・大野北小学校の3校が取り組みを行っており、今後は状況を検証して市の全小学校に開設されることになっています。